【専門家監修】こんなはずでは…　働くママが体験した「育休復帰3カ月目」

仕事復帰して３カ月目。子どもは保育園に慣れてきたようだけれども、ママは疲れもたまって、どこかで妥協したり、違うやり方を探したりし始めたというかたも多いのでは？

育休復帰3カ月目を迎えたママたちのリアルな体験談と、保育園を考える親の会」代表の普光院亜紀さん・キャリアカウンセラーの水野順子さんからのアドバイスをご紹介します。

こんなはずでは…　〜子ども・仕事編〜

●保育園の連絡帳を書くのが負担…
●毎日会社を出るのが20分遅れ、お迎えの遅刻が常態化してしまう
●毎日つかれ果て、仕事でミスすることが多かった
●先輩が厳しくて退職願いを出す。が、上司から止められて部署異動になる

こんなはずでは…　〜家事・自分編〜

●家事をあきらめた
●いろいろすべてをやろうとして疲れてしまい、あきらめて外食などを増やし始めた
●卒乳したらちょっとラクになったけれど太った
●美容院にも行けず、自分の格好がどうでもよくなってきてしまった
●会社が息抜きの場になった

専門家アドバイス１：相手に響く感謝の伝え方

疲れてイライラするのはママだけではありません。ワーキングマザーを妻に持つパパもまた、慣れない毎日に戸惑ったり、イライラしたり。パパはママの一番の援軍だから、ケンカはしたくないですね。

まずは互いに日頃のねぎらいと感謝の気持ちを素直に伝えあいましょう。「ありがとう」をいうときのヒケツは、それだけに留めること。「ありがとう、でもね…」などと何かを付け加えようとすると、感謝の気持ちが伝わらないのでNGです。

専門家アドバイス２：「やりたいこと」と「やれること」は違う

これまで仕事で成果を出してきた人ほど陥りがちなのが、出産前のように仕事ができない悩み。「やりたいこと」と「やれること」は違うのだと認識を。両立が辛くて仕事を辞めたいとまで思ったときは、辞めてしまって自分が後悔しないかどうかを考えて。もしも後悔しそうなら、思いつく対応策をすべてやってみてから判断しましょう。
（文・bizmom編集部）