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鈴木あきえ 初対面ママ友にも積極的に。 脱「人見知り」のきっかけは、ある芸能人のひと言から

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2018年9月に第一子男児を出産し、子育て真っ最中の現在も、子育て番組司会者や、ラジオDJとして活躍中の鈴木あきえさん。実はもともとは超がつく人見知り。10年の「王様のブランチ」リポーター活動を経て『誰とでも3分でうちとけるほんの少しのコツ』という書籍を出版するまでに。自然な笑顔でいるコツや、子どもとのコミュニケーションについて、そして初対面のママにも積極的に話しかける方法などを聞きました。

関連:いつも笑顔の鈴木あきえちゃんがママになって泣いた日のこと。

親子だけの合図を送り合いたい! ベビーサイン資格を取得


息子くんが成長して、コミュニケーションが取れるようになってきたのが楽しいと話す鈴木さん。もっと息子くんと深く関わるため、最近ベビーサインの資格を取得したそう。その資格取得を目指したのは、ある芸人さんが教えてくれたこんなエピソードがきっかけ。

「パパ芸人のタケトさんが、幼い娘さんをベビーカーに乗せていた時、娘さんが靴を意味するベビーサインをしきりに繰り返したそうなんです。『靴、履いているのに』と思って振り返ったら、片足が落ちてる。タケトさんはベビーサインのパパアドバイザー資格を持っていますが、『ベビーサインを知らなかったら、高価な靴をなくしてしまうところだった(笑)』。 娘さんは一生懸命パパにメッセージを送っていたんですね」

「その後、ベビーサインの先生から聞いた、母子で秘密のサインも作れるという話が決定打になりました。先生の中学生になったお子さんは、小さい頃から交わしてきた秘密のサインを今でも送ってくれるそう。素敵だな、真似したいなと思って」

積極的に話しかける理由は、人見知りの過去があるから


ベビーサインを学んで一番感じることは、息子くんが泣いている原因がわかるようになってきたこと。泣く場面が減り、母子ともハッピーにすごせる時間が増えたと言います。
外への興味を持ち始めた息子くんとの外出の機会も増え、最近ではベビー教室などにも積極的に出かけているのだそう。でもそこで気になるのは、教室などで出会う初めましてのママ。鈴木さんは初対面のママと、どのように打ち解けているのでしょうか?
「初めましての人だと共通点を探るのに苦労することがあります。だけどママ同士なら、子どもという大きな共通点がある。子どもをきっかけにして、自分からどんどん話しかけています」

率先して話しかける姿は、テレビなどで見たことがある鈴木さんのイメージ通り。でも誰しも鈴木さんのように、初対面の人にフレンドリーに振る舞うのは難しいのでは?と水を向けると、意外な告白が。
「昔の私は家族や仲のいい友人以外には、自分から話しかけるタイプではありませんでした。本来は人見知りなんです」(鈴木さん)

天真爛漫な印象が強いですが、受け身な性格を克服できたのは芸能活動を始めてからなんだそう。
「高校3年生で仕事を始めた当時は、初めての現場で出会う大人にどう接していいかわからなくて、当時のマネージャーさんの後ろに隠れていました。王様のブランチで初めてのゲストの方に何を話していいかわからなくて、何回もスタッフさんに怒られていました。そんな時に、ゲストで来てくださったココリコさんが話しかけてくださったんです。『あきえちゃん、今朝何を食べてきた?』って。仕事に関係ない話が、距離を近づけようとしてくれていると感じて、すごく嬉しくて。その時「ひょっとしたら、みんな話しかけられ待ちなのでは?」と思うようになりました。それからは仕事と関係ないことでも、自分から先に話しかけるようにしました。」(鈴木さん)

人にしてもらったことを素直に吸収して、自分が感じた気持ちを行動に移すことで人見知りを直せたそう。でも彼女のように簡単に意識は変えられないと考える人に向け、鈴木さんはゲッターズ飯田さんからされたアドバイスを教えてくれました。
「『これから会う人、みんな味方だと思ってください。そう思うと生きるのが楽になりますよ』と言われました。思い返すとデビュー当時は、心をシャットアウトしていました。自分が心を開かないと相手も開いてくれない。当たり前のことですが、それを意識すると初対面の人も怖くなくなりました」

笑顔でい続けると自然と元気が湧き上がってくる


私はあなたと仲よくなりたい。そんな親愛の情を示す時には笑顔も欠かせません。鈴木さんはスマイルについてこう考えています。
「高校のチアリーディング部時代に、落ち込んでいる時こそ笑顔と学びました。辛い時でも笑顔で声を出していくと、元気になっていくんです」(鈴木さん)

鈴木さん流の自然な笑顔を作る方法も伝授してもらいました。
「基本は口角を上げようとすること。そうすると笑顔になりますよ。私は食べたいものとか好きな人を思い浮かべると、自然に微笑んじゃいます」

どうしても気分が塞いで、笑顔どころではない時のため、鈴木さんは一緒に仕事をした人や読んだ本から感銘を受けたハッピーワードを集めているそう。
「産後、一番感激したのはご自身も小さなお子さんを育てている女優の吉瀬美智子さんの言葉。『育児は大変ではないですか?』と、お聞きしたら、『それは、自分の心の問題。起きることはすべてプラスマイナス・ゼロだと考えています。自分の心の捉え方でどちらにもなります。何事もハッピーに捉えられるよう、心を耕しておきたいですね』とお話してくださったんです。それで育児に対して、肩の力が抜けました。そういうハッピーワードは、子どもにも教えたいと思って、こまめにメモしています」(鈴木さん)

笑い声が絶えない取材現場となったのは、やはり鈴木さんの笑顔とトークのおかげ。その場にいたスタッフはみんな、いつの間にか口角が上がっていました。
たまひよでは鈴木あきえさんの「いつも笑顔の鈴木あきえちゃんが、ママになった泣いた日のこと。」も取材しています。笑顔の印象の鈴木さんが「泣く」ことがあるの? 貴重なインタビューとなりました。

<鈴木あきえさんプロフィール>
1987年生まれ。2004年に芸能界デビュー。2007年に『王様のブランチ』のリポーターとなり、同番組のコーナー『買い物の達人』で人気を博す。2018年9月に第一子男子を出産。現在は『すくすく子育て』(NHK Eテレ)の司会、『なな→きゅう』(文化放送)の金曜パーソナリティなどを担当する。著書に『誰とでも3分でうちとける ほんの少しのコツ』(かんき出版)がある。

ワンピース/アイ アム アイ((株)アンビデックス) ピアス/ゴールディ((株)ゴールディ)
撮影/柳原久子(water fish) 取材/津島千佳 スタイリスト/近藤伊代 ヘアメイク/谷村真美

関連:息子が生まれて「本当の自分」に出会えた!小橋賢児さんの「家族と本気で遊ぶ」生き方

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