マレーがレンドルとの関係に終止符

男子テニスで、昨年のウィンブルドン覇者のA・マレー(英国)が、タイトル獲得へ導いてくれた元世界ランク1位I・レンドル(アメリカ)氏とのコーチ契約を解消する決断に至ったと、現地水曜日にイギリス・メディアを通して発表した。

4大大会では4度の決勝進出を果たしていたものの、いずれも優勝するに至らなかったマレーを、2012年の全米オープンで初めてメジャー・タイトル獲得を成功させ、2013年のウィンブルドンでは悲願だった地元イギリス人チャンピオンに導いたレンドル氏との約2年間の関係に終止符が打たれた。

マレーは「これまでの2年間に彼(レンドル)が行ってくれた多大な功績を生涯感謝するだろうし、これまでの自分のテニス人生でも最大の成功をもたらしてくれた。チームとしても多くの事を学べたし、将来必ず役に立つものになるのは言うまでもない。」と、話した。

続けて「チームの皆と次のステップについて考える時間をもつつもり。ここからどうやって進んで行くか考えたい。」と、マレー。

レンドル氏がマレーのコーチとしてチームに参加してから、マレーは2012年のロンドンオリンピックでの金メダル、同年の全米オープンで初のグランドスラムタイトル獲得、2013年のウィンブルドンでは77年ぶりとなるイギリス人チャンピオンになるなど、輝かしい結果を残していた。


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(2014年3月20日10時40分)
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