錦織、途中棄権続出に言及

テニスのウィンブルドン(イギリス/ウィンブルドン、芝、グランドスラム)は5日、男子シングルス2回戦が行われ、2年連続5度目の3回戦進出を果たした第9シードの錦織圭が試合後の会見で、途中棄権が続出している今大会について「本人たちしか怪我の状態はわからないので、外の人がどうこう言う問題ではないです」と言及した。

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今大会は男子シングルス1回戦だけで7人が途中棄権となったことについて、これまで何度も怪我に悩まされた錦織は「怪我があってもプレーしたいのは本人たちの意思でしょうし、自分もそういう時はある。プレーをしながら痛くなることもありますし、それで勝つこともある」とコメント。

この日、世界ランク122位のS・スタコフスキ(ウクライナ)を6-4, 6-7 (7-9), 6-1, 7-6 (8-6)で下した錦織は、3回戦で第18シードのR・バウティスタ=アグ(スペイン)と対戦する。

また、前日にはセンターコートの第2試合で第2シードのN・ジョコビッチ(セルビア)M・クリザン(スロバキア)の途中棄権で試合終了。それに続き、第3試合ではA・ドルゴポロフ(ウクライナ)の途中棄権により、第3シードのR・フェデラー(スイス)は労せず2回戦へ駒を進めることになった。

フェデラーは試合後の会見で「戦い切れないと分かっていたら、選手はコートに立たないだろう。問題は、戦えると本当に信じているのかということ」と口にしていた。






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(2017年7月6日11時01分)
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