フェデラーのクレー出場理由

男子プロテニス協会のATPは24日に公式サイトで、世界ランク7位のR・フェデラー(スイス)のインタビューを掲載。2016年以来となるクレーコート・シーズンへの出場理由や、今後について語った。

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37歳のフェデラーは、5月のムチュア・マドリッド・オープン(スペイン/マドリッド、レッドクレー、ATP1000)に2015年以来4年ぶりに出場することを発表。2016年5月のBNLイタリア国際(イタリア/ローマ、レッドクレー、ATP1000)以降はクレーコートの大会に出場していない。

インタビューでは「チームのみんなは、そろそろ僕がまたクレーで戦いたいという気分になったことを理解してくれたんだと思う。僕はクレーでテニスをしながら育った。今は体がサーフェスの変化に耐えられる強さになっていると感じた。ハードからクレー、クレーから芝、そしてハードへ。以前は、そう感じていなかった」と明かした。

「ただプレーをしたいという思いが、単純にベースとなった。常にクレーでプレーするために再調整ができている」

「これが最後のクレーでのプレーだったり、引退するまでにもう1回プレーしなければというわけではない。そんな風に思っていない。体も準備ができていて、家族とのスケジュールも、チームとのスケジュールも、クレーでのプレーに準備ができている。いいことになるはず。長期の休暇をとる代わりに、リズムを維持しながらクレーのプレーでエンジョイしたい。間違いなく挑戦になるはず」

「気持ちの問題だと思う。いずれにせよ1試合1試合ベストを尽くして、毎週毎週ベストを尽くすだけ。それが徐々にまとまっていくか、そうならないか。それは努力が足りないからではない」

25日に開幕するドバイ・デューティ・フリー・テニス選手権(アラブ首長国連邦/ドバイ、ハード、ATP500)でキャリア通算100勝目を狙うフェデラーは「去年のバーゼル以降、出場するどの大会でも99回の優勝の話をしている。何も新しいことはない。もちろん、これまでも多くの結果を残しているドバイへ来ると、とうとうここで100回目の優勝となるような気がしてしまう」と現在の心境を述べた。

「でも、タフなドローが待っている。しばらくぶりの試合で、全てをリセットして、最初の試合へ向けて準備をして、全てがドバイでうまくいくことを願っている。誰もがいいテニスをしている。それほど差はないから、100パーセントでなければ簡単に負けてしまう。僕らは謙虚で地に足をつけなければいけないんだと思う」

初戦では、世界ランク31位のP・コールシュライバー(ドイツ)と対戦する。

今年1月の全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)4回戦でS・チチパス(ギリシャ)に逆転負けを喫したことについては「まずまずのプレーだったと感じ、悲惨な大会ではなかった。どの試合でもいいプレーをしていた。大事なポイントでミスをしてしまっただけ。ちょっとしたチャンスを逃したからといって、自分のテニスを変えるつもりはない」と話した。

「今はとてもいい状態。テニスもいい感じでできている。ここには、もう数日前からいる。ここにいることにワクワクしているし、戻ってこれてうれしい」

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(2019年2月25日17時05分)
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