フェデラー 全仏OPへ苦言

テニスの全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)は2日、男子シングルス4回戦が行われ、第3シードのR・フェデラー(スイス)が世界ランク68位のL・メイヤー(アルゼンチン)を6-2, 6-3, 6-3のストレートで破り、2015年以来4年ぶりのベスト8進出を果たした。

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前日、S・ウィリアムズ(アメリカ)のインタビューを行うため、D・ティーム(オーストリア)が会見室から追いやられる出来事が起きた。

これに対し、フェデラーは「彼(ティーム)は男子のスーパースター。何が悪かったのかは分からない。けど、大会に残っている全ての選手にはプライオリティが与えられると思う。今日自分が負けていたら、メイヤーを優先にするか、次の試合もあるから彼(メイヤー)にどうしたいかを決めさせるはず。何かの誤解があったのか、セリーナをしばらくロッカールームにとどめるべきだったのではないか」と大会側へ苦言を呈した。

「実際何があったのか、正確には分からない。ドミニク(ティーム)のイライラは理解できる。彼にとっては『一体なぜこんなことが起きたのか』と思っているはず」

続けてフェデラーは、ユーモア溢れるティームの人柄も明かした。

「そのことをみんなジョークにしていた。だから、今回のことを知っていた。冗談のような話。彼は『最高だった』と言っていた。彼の言い方が大好きだった(笑)。英語ではなく、それをドイツ語で言っていた。それがおもしろく聞こえるのは、彼も分かっていた」

8強へ駒を進めたフェデラーは、準々決勝で第24シードのS・ワウリンカ(スイス)と対戦する。ワウリンカは4回戦で第6シードのS・チチパス(ギリシャ)をフルセットで下しての勝ち上がり。

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(2019年6月3日11時08分)
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