観客動員の大会、米で開催へ

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(左から)フリッツ、イズナー、オペルカ
画像提供:ゲッティイメージズ

米経済紙フォーブスの公式サイトは24日、7月3日から5日にかけてアメリカのアトランタで観客を入れたテニス大会が開催されると掲載した。世界ランク21位のJ・イズナー(アメリカ)や同24位のT・フリッツ(アメリカ)、同39位のR・オペルカ(アメリカ)らが出場する。

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「DraftKings All-American Team Cup」と題されるその大会にはイズナーらの他に世界ランク45位のS・クエリー(アメリカ)、同55位のT・サングレン(アメリカ)、同57位のT・ポール(アメリカ)、同63位のS・ジョンソン(アメリカ)、同81位のF・ティアフォー(アメリカ)ら世界ランキングトップ100にいるアメリカ人選手の全員が参戦。

イズナー、クエリー、サングレン、ジョンソンがチーム・ストライプスを、フリッツ、オペルカ、ポール、ティアフォーがチーム・スターズを結成し、シングルスのみの団体戦となる模様だ。

また、同大会には観客を入れて開催され、1日あたり約450人が来場。これはスタジアムキャパシティの30パーセントにあたり、席間の距離などに配慮されている。

フォーブスにはトーナメントディレクターのエディー・ゴンザレス氏のコメントが掲載されている。

「僕らはファンとともにライブのテニス大会を成功させることを世界中に示せるチャンスを持てている。それがスポーツにとって非常に重要なことだと考えているんだ。アメリカでファンが入場してのテニス大会は初めてのはず。謙虚な気持ちで行いたい」

会場での新型コロナウイルス感染対策については「毎日、選手だけでなくスタッフや業者の方々にも検温を行う予定だ。また、参加者にはマスクを配る予定だが、強制ではない」と語った。その他の予防措置として、選手は開催前にウイルスの陽性検査と抗体検査を受けた上で、大会が用意したホテルの専用フロアで期間中は滞在することになる。

アトランタがあるジョージア州はこれまで、新型コロナウイルスの感染者数は累計で6万5,000人を突破。死亡者数は2,600人を超え、1日1,000〜1,200人の新規感染者が報告されている。

男子テニスツアーは少なくとも7月31日までの中止が決定。再開は8月14日のシティ・オープン(アメリカ/ワシントンDC、ハード、ATP500 )からを予定している。




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(2020年6月25日8時44分)
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