Jリーグ”前半戦MVP”は誰!? ファンからは大分のエースなど様々な名前が

FC東京で暴れた久保 photo/Getty Images

レアルへ向かった18歳も

今年のJリーグも折り返しを迎えた。首位を走るのはFC東京で、堅い守備をベースとしたサッカーで確実に勝ち点を稼いでいる。それを追いかけるのは王者・川崎フロンターレ、攻撃サッカーを貫く横浜F・マリノス、サプライズを巻き起こす大分トリニータ、ACLでも結果を残している鹿島アントラーズといった面々だ。

後半戦も予期せぬドラマが待っていそうだが、前半戦時点でのMVPを決めるとするなら誰になるのか。Jリーグ公式がSNS上でJリーグファンに呼びかけている。

当然上位クラブの選手が中心に選ばれているのだが、目立つのは攻撃陣だ。ファンから多く名前が出ていたのは、大分トリニータで日本人トップの8得点をマークしているFW藤本憲明。チャンスを確実に活かしており、藤本がいなければ4位にいることは難しかったはずだ。
他には首位を走るFC東京より、FWディエゴ・オリヴェイラ。ディエゴ・オリヴェイラはヴィッセル神戸のダビド・ビジャと並んで得点ランク首位となる9得点を記録しており、Jリーグ屈指の点取り屋だ。永井謙佑との2トップは相手の脅威となっており、オリヴェイラは相手DFを抑え込むパワーに加えてスピードも備えている。1対1で対処するのはかなり難しい相手だ。

さらにFC東京からはレアル・マドリードへ向かったMF久保建英の名前も出ている。まさに前半戦限定の大暴れといったところだが、久保もFC東京の攻撃に欠かせぬ存在になっていた。ドリブルで会場を沸かせる機会も多く、前半戦で最も注目を集めた選手と言ってもいいだろう。

攻撃陣以外では、攻撃的な横浜を中盤の底で支える喜田拓也の名前も挙がっている。横浜はここまでリーグ最多となる29ゴールを奪っているが、そのぶん失点も24と多い。リスクのある戦い方なのは事実で、それを懸命にカバーするのが喜田の役目だ。繋ぎの部分でも成長を見せており、A代表から声がかかっても不思議はない。チームを支えるバランサーだ。

果たしてこのままディエゴ・オリヴェイラや藤本が活躍を続けるのか。それとも後半戦から急激に調子を上げるNewヒーローが出てくるのか。これまでも後半戦で順位表がガラリと変わったなんてケースもあっただけに、後半戦も見逃せない。

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