冨安は“パーフェクト” イタリアで見せた言語習得の早さや万能性、謙虚さ

イタリアで著しい成長を見せる冨安 photo/Getty Images

デ・レオACが絶賛

日本代表DF冨安健洋が所属するボローニャは15日、セリエA第24節でジェノアをホームへ迎え入れる。この一戦を前に、療養中のシニシャ・ミハイロビッチ監督の代役として、アシスタントコーチ(AC)のエミリオ・デ・レオが記者経験へ出席し、ジェノア戦への意気込みなどを語っている。

第23節終了時点で9勝6分8敗、勝ち点「33」で7位につけており、今季好調なボローニャ。10月下旬から11月上旬にかけて3連敗を喫するなど苦しい時期もあったが、年末から再び軌道に乗り始めて直近10試合は6勝2分2敗となっている。そして現在3連勝中で、ヨーロッパリーグ圏内にいる6位ヴェローナとの勝ち点差を「1」まで縮めているのだ。

こういった状況もあり、記者会見では「上位を気にしているか」という質問がなされた。しかし、目の前の試合だけを見ているデ・レオACは「明日も非常に重要で、難しいゲームになることはわかっている。ミハイロビッチ監督も、ローマ戦へ挑むよりも複雑になる可能性があると強調していたよ。だから我々は観客を味方につけ、しっかりとアプローチしていかなければならない」と語った。伊『TUTTOmercatoWEB』などが伝えている。
そして、ボローニャ加入から早くも7ヶ月が経った「冨安の成長」ついての質問も飛んだ。同ACは「彼はパーフェクトなプレイヤーだ」とした上で「常に上手くなりたいと思っている。彼はすぐに言語を覚えたし、たくさんのことを我々に理解させることができるようになってきたよ。彼はセンターからサイドへ役割を変えたが、彼はとても謙虚で、学びたいと思っているんだ。クラブは彼を連れてくるという重要な決断をしたと思う。彼は試合を読むことに長けており、常に自分のポジションを理解している」とコメント。冨安の言語習得の早さやポジションの万能性、謙虚な姿勢などを絶賛した。

また、ボローニャの公式Twitterは冨安のコメントを取り上げており、「私はイタリア語を勉強しており、今まではたくさんことが理解できるようになりました。ただ、まだまだ改善する必要があることを知っています」と話している。

試合をこなすごとに、サッカー大国であるイタリアでの評価を上げている冨安。今後のさらなる成長と飛躍に期待だ。近い将来、ビッグクラブへの移籍も。

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