コウチーニョへの評価が激辛すぎる 「最も過大評価されている1人」

チェルシー移籍の噂が浮上しているコウチーニョ photo/Getty Images

辛口コメンテーター容赦ナシ

リヴァプール時代に輝きを放ったものの、その後移籍したバルセロナで挫折を味わうこととなってしまったブラジル代表MFフィリペ・コウチーニョ。今季レンタル先のバイエルン・ミュンヘンでもかつてのようなパフォーマンスを披露することができずに同選手は苦しんでいる。そんな中で現在浮上しているのが、チェルシーへのプレミリーグ復帰案だ。フランク・ランパード監督はコウチーニョの実力を高く評価しているようで、実現の可能性は決して低くないと言えるだろう。

かつて活躍したリーグでコウチーニョが大復活。このシナリオに期待している人々も少なくないか。しかし、チェルシーはこの“悩めるテクニシャン”の獲得をやめておいた方が強く主張する人物がいる。かつてリヴァプールなどで活躍した元イングランド代表FWスタン・コリモア氏だ。同氏は英『Daily Mirror』に寄稿したコラムにて、チェルシーには相応しくない選手だとコウチーニョに対して“激辛すぎる”評価を与えている。

「ランパードがコウチーニョと契約した場合、それは彼がチェルシーの監督として最初の間違いになる可能性は高い。コウチーニョは最も過大評価されている攻撃的MFの1人だからね。彼は1試合のうち9割は何も提供していない時間がある。ビッククラブで活躍するだけの能力を今は持っていないと言える」
「バルセロナでも、その後移籍したバイエルンでも彼はトップの座に就くことができなかった。そんな状態なのにコウチーニョがチェルシーで輝けるとは思えないよ。ランパードはチェルシーでうまくやっている。いずれはトロフィーを獲得することもできると思うが、コウチーニョがそれを助ける存在になることはないだろう。エデン・アザールとは違うんだ。ビッグマッチで勝者となれるだけの能力を少しも備えてはいない。獲得するとなれば。彼のせいでチェルシーがタイトルを逃すことになるかもしれないね」

コウチーニョを“最も過大評価されている攻撃的MFの1人”とバッサリ斬り捨てたコリモア氏。かねてより辛口な物言いで知られていた同氏だが、ここまでの酷評はなかなかない。

はたしてコリモア氏の言う通り、チェルシーはコウチーニョから手を引くべきなのだろうか。ブルーズが難しい選択を迫られている。

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