“NEXT長谷部”に最も近い存在か 主将候補にまで挙がる遠藤航のリーダーシップ

シュツットガルトの遠藤 photo/Getty Images

昨年11月から評価急上昇

NEXT長谷部誠に最も近い存在なのだろうか。

ブンデスリーガ1部昇格を決めたシュツットガルトにて、日本代表MF遠藤航の評価が上がり続けている。

遠藤は長谷部と同じく守備的MFを本職としているが、チーム状況によってはセンターバッウも担当できるユーティリティ性を備える。178cmながら空中戦にも対応する強さがあり、その守備力はシュツットガルトでも高い評価を得ている。
また遠藤にはリーダーシップも備わっている。リオデジャネイロ五輪ではチームキャプテンを務めており、中盤の底からチームをまとめる姿勢は日本代表の精神的支柱だった長谷部と被るところがある。

そんなリーダーシップがシュツットガルトでも認められているようで、来季の主将候補として遠藤の名前が挙がっているのだ。

今季シュツットガルトでは25歳のDFマルク・オリヴァー・ケンプフが主将を務めてきたが、来季も同じ人事になるかは分からないという。

そこで独『Echo24』は主将候補を5名リストアップしているのだが、そこに遠藤の名前も入っている。

同メディアではアンケートもおこなっており、今のところ1番人気はケンプフで40%、2番人気がベテランのDFホルガー・バドシュトゥバーで21%、3番人気は22歳のGKグレゴール・コベルで15%、遠藤は4番人気で13%となっている。

どうやらサポーターはこのままケンプフに任せていいと考えているようだが、遠藤の人気もまずまずだ。

遠藤は今季序盤戦で全く出番がなかったのだが、11月のカールスルーエ戦からフル出場を継続。いきなりチームの柱になった。

あれから約8か月ほど経過したわけだが、すでに主将候補の1人としてリストアップされるほどの信頼を集めている。

このリーダーシップは日本代表にとっても魅力的で、いつの日かA代表でもキャプテンマークを巻く時がくるかもしれない。

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