夫婦リボーン Vol.11

「ぬるま湯育ちめ…」地方進学校出身の男が“慶應ボーイ”に抱いた劣等感

今年、私たちの生活は大きく変わった。

“ニューノーマル”な、価値観や行動様式が求められ、在宅勤務が一気に加速した。

夫婦で在宅勤務を経験した人も多いだろう。

メガバンクに勤務する千夏(31歳)もその一人。最初は大好きな夫・雅人との在宅勤務を喜んでいたのだが、次第にその思いは薄れ、いつしか夫婦はすれ違いはじめ…?

2020年、夫婦の在り方を、再考せよ。

◆これまでのあらすじ

すれ違いが続き、一人になりたいと思った千夏は、突然外泊することに。夫・雅人は連絡を試みるが…?

▶前回:「私も需要ある…?」夫婦末期症状に陥った女がそそのかされた、危険な誘い


−ったく、千夏のやつ何考えてるんだ。

雅人はスマホをソファに投げつけた。

友人と出かけてくると言って出て行った千夏から、突如“今日は、外に泊まります。帰りません”というメッセージが届いたのは2時間前。

何事かと思って慌てて電話したが応答はない。送ったLINEも未読の......


この記事へのコメント

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No Name
千夏が妊娠検査薬買ったのは朝じゃなかった?それから夜まで帰ってこず、帰宅後もこんな重大なことを黙って一時間も一人で泣いてるって何なの。究極のかまってちゃん?
2020/09/15 05:3999+返信3件
No Name
慶応だって、そんな奴ばかりではない。
2020/09/15 05:3795返信5件
No Name
東京カレンダー、茨城県出身者が多いと思っていたけど、雅人もそうだったんかい(笑) 東京で消耗すると決めた莉々と同じ境遇(茨城県の進学校から慶應義塾大学)で話が合いそう。仕事も同じコンサルタントだし、会わせてみたい😃
2020/09/15 05:1358返信4件
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