米大リーグ・ヤンキースの田中将大投手(31)が11日、恩師・野村克也さん(享年84)の訃報を受けて、自身のツイッターを更新した。

 急なことに「突然の訃報に言葉が出ません」と現在の心境を表すと「野村監督には、ピッチングとは何か、そして野球とは何かを一から教えていただきました。プロ入り一年目で野村監督と出会い、ご指導いただいたことは、僕の野球人生における最大の幸運のひとつです」とつづった。

 田中は野村さんが監督を務める楽天から、2006年秋のドラフト会議で1位指名されて入団。プロ1年目、失点しても勝ち星がつく田中を野村さんは「マー君、神の子、不思議な子」と評して話題になった。

 ルーキー時代から英才教育で“野村野球”を教え込まれた田中は「どんなに感謝してもしきれません。心よりご冥福をお祈りいたします」と結んだ。