広島の鈴木誠也外野手(25)が驚きの今季初アーチを放った。

 20日のDeNA戦(横浜)に「4番・右翼」で先発出場した赤ヘルの主砲がパワーを見せつけたのは、3点を追う6回の第3打席だ。DeNA先発・ピープルズが投じた148キロの直球に反応。バットの先で捉えた打球は中堅への平凡なフライかと思われたが、グングンと伸びてまさかのスタンドインとなった。

 打った本人も驚きの表情を浮かべながらダイヤモンドを一周。反撃ののろしとなるソロアーチを「バットの先でしたが、風に助けられました」と振り返った。