西武19年目のベテラン・栗山巧外野手(36)が30日のオリックス戦(メットライフ)の4回に技ありの先制2点適時打を放った。

 4回二死まで相手先発・アルバースにノーヒットに抑えられていた西武打線。しかし、ここから山川の四球、外崎の左前打、中村の一塁強襲失策で満塁の好機をつくると、続く栗山が初球を詰まらせながらも中前に落とし2走者を迎え入れる2点先制打で0―0の均衡を破った。

 ベンチでナインの祝福を謙虚に喜んだ栗山は「打ったのはスライダーかと思います。あの場面はなかなか試合が動かない中で、いい形でめぐってきたチャンスだったので、何とか…ね!」とコメントした。