阪神は8日の広島戦(マツダスタジアム)に快勝。対広島戦2年連続の勝ち越しを決めた。

 先発のエース・西勇輝(29)は赤ヘル打線に全く隙を与えず、8回まで4安打1失点12奪三振を奪う好投。対広島戦はこれで7連勝の〝キラーぶり〟を発揮した。

 打っても3点リードの6回、ジェリー・サンズ外野手(33)、ジャスティン・ボーア内野手(32)の3度目アベック弾を口火に、打線が爆発。この回打者11人、6連打を含む8安打を集める猛攻で大量6点を奪い、中盤までに9―0と試合を決めた。

 投打がかみ合っての完勝劇に、試合後の矢野燿大監督(51)は「みんながしっかりと試合の中で仕事をしたと思う。勝ち方も良かった」と満足げにバスへと乗り込んだ。