アイドルグループ「アップアップガールズ(2)」は21日、橋村理子(19)が7月29日をもって卒業し芸能界から引退すると公式ブログで発表した。

 山田昌治マネジャーは橋村の卒業について「沢山の話し合いを行い、次の進路を考える中で、この様な結論へと至りました。卒業まで短い時間ではございますが、9人で力を合わせ7月28日まで続くツアーを全力で走り続けていきます」と報告した。

 橋村は「私の小さい頃からの夢は、アイドルとしてステージに立ち、歌ったり踊ったりすること。もう1つの夢は洋服や衣装をデザインするデザイナーになることでした。夢が叶い、アイドルになり、活動を通して沢山の経験をさせて頂きました」と振り返った。

 芸能活動をしながらデザインを学べる大学に入り、両立を続ける中で「衣装やグッズのデザインをさせて頂いたり、SNS等を通じて絵や創作を評価して頂く中で、この道に自分を賭けていきたいと強く思うようになりました」とデザインへの思いが強くなったという。

「何度も何度も考え自分の気持ちを確認し、家族やマネージャーさんとも相談した結果、最終的に両方を中途半端にやるのではなくデザインの道を大学で学ぶことに専念しようという結論に至りました」と卒業の理由を説明した。「何があっても私を認め、支えてくださった事務所の皆さんや、何も知らない私を優しく導いてくださった先輩方、心から信頼し合えるメンバーが居ました。そして、なによりも、現在も私を応援してくださっているファンの皆さんに言い尽くせない感謝が溢れています」と感謝の思いをつづった。

 デザイナーの夢を選んだ橋村はアプガ(2)での経験を生かし「一人前のデザイナーとして私の愛する大切なグループ『アップアップガールズ(2)』と関われるお仕事ができるよう、大きく成長したいと思っています」と決意表明。「9人でのツアーやイベント、卒業までの時間、皆さんと過ごす一瞬一瞬を大切に心に刻み、アイドルとしての橋村理子を皆さんの記憶の中に更に強く残していただけるよう、全力で頑張ります」と“全力疾走”を誓った。