【現役放送作家X氏の芸能界マル秘ウラ話】先日「キングオブコント2019」で優勝した「どぶろっく」が披露したネタについて、バナナマンの設楽統は「下ネタソングだけど、ちゃんとコントになっていてすごいよね」とたたえた。

 またカントン包茎(皮の口が狭小で、勃起すると亀頭の根元が締め付けられて血行障害を起こす)に悩んでいる「霜降り明星」の粗品は「途中、めっちゃ感動するところあったやろ。『(ちんこは)大きさじゃないんだよ』みたいな。あれ、俺ちょっと泣いたからな。Cメロみたいなところ、結構響いたよ。めっちゃうれしかった。勇気出たもん」と語った。

 粗品のようにセックスに困難があるほどではないが、ムスコに悩みを抱え、包茎手術を受けた芸人は少なくない。収録で全裸になることも多いゆえに、皮余りはスッキリしておきたいのだろう。

 浅草キッドの2人、月亭方正(山崎邦正)、極楽とんぼの山本圭壱、コージー富田、内山信二らだ。

 その一方で仮性包茎を公表し、堂々と生きている芸能人もいる。ビートたけし、東野幸治、「ナインティナイン」岡村隆史、「バナナマン」日村勇紀、「アンタッチャブル」山崎弘也、「オードリー」春日俊彰らだ。

 有吉弘行は山崎のムスコについて「一番ひどい包茎なのよ。おちんちんは小さいし。家庭にあるティッシュを一枚抜いて、手のひらでグルグルっと丸めてポンッと開きます。それが山崎のチンコです」と暴露している。

 さて、ここからが本題なのだが、本当に仮性包茎は手術しなければならないものなのか? 現代医学では仮性包茎は治療の必要はないと判断される。「ナチュラルペニス」と呼ばれ、自然な状態だという。

 さらに日本において包茎手術を広めた高須クリニック院長・高須克弥氏が関西のバラエティー番組でこう語っている。

「マーケットを作るために、包茎は良くないって、みんなに広めちゃったもんですから、ちょっと心が痛んでいるんです。悪くはないんです。包茎のいいこともいっぱいあるんです。もともとあの皮は必要であったんですよ。昔、みんなパンツははいてなかったから、原人だったころは、ジャングルのいばらの中をあのまま走って、大事な亀頭をカバーするためのものなんですよ。パンツをはくようになったから、いらなくなったんですけど…」と吐露している。

☆現役放送作家X氏=1967年、東京・神楽坂生まれ。23歳でラジオ番組で放送作家デビュー。PTAから苦情が絶えない某人気バラエティー番組やドラマの脚本を手掛ける。