【現役放送作家X氏の芸能界マル秘ウラ話:特別編】2020年の干支は、十二支の最初の「子(ねずみ)」だ。新しい物事が始まる年になると言われている。そんなありがたい子年に生まれたのが、「バナナマン」日村勇紀や土田晃之、ケンドーコバヤシ、「中川家」礼二など、人気芸人が数多い。今回は、そんな芸人たちのとっておきマル秘エピソードを大公開する――。

 2020年が年男となる子年生まれの芸人は、ほかに「よゐこ」有野晋哉と濱口優、宮川大輔、「TKO」木下隆行、「アンジャッシュ」児嶋一哉と渡部建など。

 子年生まれの特徴として、以下のことが挙げられる。ねずみはたくさんの子を産むことから繁栄の象徴とされるうえ、適応能力が高くコミュニケーションに優れているため、人気者になりやすい。また、ねずみを「寝ず身」と解釈し、真面目に働く、倹約家とも言われている。しかしそれが行き過ぎると、ケチと見られてしまうこともあるそうだ。

 ねずみのように子孫繁栄まっしぐらなのが、3男1女の子供がいる土田だ。実際に子煩悩で、育児休暇を取ったこともある。本人によると「つるの(剛士)が育休を取りやすくしたのは、俺ですからね。つるのの前に、俺が育児休暇を取っていますからね。1か月です。まぁ、仕事がそんなになかったというのもあるんでしょうけど。そんなことはねぇか」とか。

 ねずみのごとく繁殖欲が旺盛すぎるのが、ケンコバだ。その欲求は女性を飛び越え、なんとニューハーフまでに及んでいる。

「ニューハーフのデリバリーは、全然スゴくない! 普通のことやん。その日の気分で何回か呼ぶことがありますよ、っていう。そんなに“ゲテモノ食い”みたいなことでもないのよ。単純に良いなって思う。内面は、ヘタしたら女の人より女。でも、中には男ギャグやるヤツおんねん。アレはやめてほしい。はるな愛ちゃんがたまにやる男ギャグ。急に男の声になる、アレやめてほしい」と本人は熱く語る。

 さらに「これは俺と宮川大輔さんくらいしか言ってないけど、(チンコが)ついてる方がええよな。もう小学生みたいなヤツ(がついている)。まぁ、かわいいよ。だいぶ時代も変わってきたやんか。俺、そういう人の初体験は、19歳やからな。まだ、メディアにはカルーセル麻紀さんしか出てへんかったからな。今でこそ、どんなバラエティー番組にも出てるけど」と告白。

 ちなみにケンコバから「変態ボーイ」と呼ばれる宮川は、タイでニューハーフ2人と一夜をともにし、「自分の口で(相手を)フィニッシュさせたことが、人生で一番うれしかった」と衝撃の発言をしている。

 倹約家であることは、子年生まれの特徴の一つ。それだけにか、倹約が行き過ぎて周囲からケチだと言われているのがTKOの木下だ。

 2019年は、「よゐこ」濱口の結婚パーティーの会費を着服したと勘違いされたりもした。木下の実家は「元祖鉄板鍋きのした」をはじめとする飲食店グループなのだが、木下は実兄にコーヒー一杯おごったことがない、どケチと言われている。一日7~8本吸うたばこのすべてが、後輩芸人らからのもらいたばこの時もあった。

「勘がよく、コミュニケーション能力が高く、周りから好かれやすい」のも子年生まれの特徴だと言われている。それを地で行くのがアンジャッシュの渡部だ。相手に気に入られるために努力を怠らない。

 普通の芸能人ならばレストランで予約を取る際、ネームバリューを利用する人も少なくないが、渡部は予約の段階で芸能人を隠し「渡部」と名乗るだけで、予約が取れるまでめげずに何度でも連絡するという。また、予約制のない店では、黙って長時間、行列に並ぶことも辞さない。そこまでされると店側も感動し、優遇されることがあるという。