「どんなときも。」「もう恋なんてしない」などのヒット曲で知られる歌手・槇原敬之(50)が覚せい剤取締法違反容疑(所持)で13日、警視庁に自宅マンションで逮捕された。1999年8月にも覚せい剤取締法違反で逮捕され、同年に懲役1年6月(執行猶予3年)の判決を受けており、今回が2度目の逮捕となった。

 本紙は槇原容疑者に関して、捜査当局から薬物で内偵中であるという情報をいち早くキャッチ。「ミリオン歌手〝薬物SM〟疑惑で内偵中」の見出しで、1月20日発行(21日付)紙面の1面で報じたベテラン歌手Xだった。

 2019年はピエール瀧、田口淳之介、沢尻エリカ…数々の有名人が逮捕された。業界では次に逮捕される有名人予想がイニシャルトークという形で繰り広げられていたが、その一人がベテラン歌手X、つまり槇原容疑者だったのだ。

「このXは、自ら歌うだけではなく、作詞作曲も手掛け、希代のヒットメーカーとして知られています。時代を代表するような名曲も生み出し、あるミュージシャンに提供した楽曲は、ミリオンになったこともある。そんなXが〝シャブ中〟なのは業界で知られています。シャブを使ったきっかけは、制作に行き詰まったとかではなく、あくまで性行為時の激しい快楽にふけるため。使用歴は20年以上と言われているので、もうやめることは難しいんじゃないか」と芸能関係者。

 そんな情報を捜査当局もつかんでいた。

「内偵捜査が始まっています。親友も覚醒剤で逮捕されていて、確実に包囲網は狭まっている」(事情通)

 その結果、13日午後4時44分に都内の自宅マンションで逮捕された。

 槇原容疑者は現在も音楽活動を続けており、最近も某芸能人に楽曲を提供している。逮捕されたことで、違約金なども莫大なものになるのは必至だ。

 槇原容疑者逮捕の最新情報は、14日発行紙面でお届けします。