株式会社夢グループが12日、東京都庁、神奈川県庁、埼玉県庁、千葉県庁にそれぞれ12万5000枚、合計50万枚のマスクを寄付した。

 今回の寄付は夢グループ所属歌手の小林旭、黒沢年雄、チェリッシュ、三善英史、高道(狩人弟)、保科有里、ZEROの発案で企画されたのだという。

 夢グループは年間約600ものコンサートを主催しているが、新型コロナウイルス感染拡大の影響で3月1日以降の公演は全て延期となっている。小林を筆頭に「いま何か代わりにできることはないだろうか?」との考えから、同社が製造・輸入・販売している立体マスク50万枚の寄付が決まった。各自治体を通して、介護施設や医療機関などマスクを必要としている現場に届くように要望している。