新型コロナウイルス感染拡大防止のため、手洗いの励行「ウォシュッ、ウォシュッ」と呼びかける動画「PPAP―2020―」を発表した「ピコ太郎」とコラボで生まれた動画「PPAP―2020 BT ver.―」を「超特急」がユーチューブ公式チャンネルに公開。ピコ太郎衣装でキメたメンバーがそれぞれの自室でパフォーマンスを披露している。

「ピコ太郎」の第2のブームは、テレワークするロックミュージシャンにまで広がり、ユーチューブのコンテンツも増えている。

「ロコ太郎」なるハードロックバージョンまで登場している。L’Arc―en―Cielの事務所の先輩バンドREACTIONのベーシストの反町YUKI哲之と、作詞家K.INOJOとのプロデュースチーム「YUKINOJO」(ゆきのジョー)がプロデュース。女性ボーカルRoko、キーボード清水賢治、ギターCharlie Tanaka、ドラムTamaryangら実力派ミュージシャンが集結したものだ。

 コロナ禍でトークイベントなどが中止になった元CAにして元クラブママで官能作家の蒼井凜花氏は、ユーチューブのオフィシャルアカウントを立ち上げ、「元CAが語る裏事情 セクハラがヤバすぎる問題」の配信を始めた。作家もテレワークで配信の時代に入った。

 一方で、飽和状態になったユーチューブに続いて会議用アプリ「Zoom」のブームが芸能界にも到来している。社会風刺コント集団「ザ・ニュースペーパー」の福本ヒデは、Zoomを使って有料ライブ「福本ヒデのお笑い美術トーク【ザ・アート】 オンライン版 美術academy&school」を23日に開催する。

 福本は「ユーチューブなど無料が当たり前の世の中、エンタメの生き残りをかけて、挑戦します」と語っている。