国際政治学者の三浦瑠麗氏(39)が18日、自身のツイッターを更新し、政治について発言する芸能人への批判について語った。

「わたしがよく理解できないのは、芸能人が政治がらみの話題について意見を言うのはいいことだと言う人が、若干シニカルな意見を言う人を叩くこと。シニカルであることも含めてその人の意見でしょうに」と主張し「そもそも、すかさず指原さんをバッシングするそういうところが怖く見えるんじゃないのかしらね」と持論を展開した。

 さらに「基本、まともな精神構造の人間は叩かれると叩いてくる人から離れるので、小泉今日子さんを叩く人も、指原さんを叩く人も、仲間づくりが下手なんだと思います。言論抑圧が目的なら別ですが」とつづった。

 この日、今国会での成立が見送られた検察庁法改正案については、「検察庁法改正案に抗議します」とのハッシュタグをつけた投稿がツイッターで広まり、その動きは女優・小泉今日子ら芸能人にも及んだ。そんな中、タレント・指原莉乃は17日放送のフジテレビ系「ワイドナショーに」に出演。「知っている人が広めてくれ、勉強する、関心を持つということでいいなと思った。自分も関心を持てた」と話した。

 また「ツイッターですごく簡単な相関図とかが拡散されて、ここまで大きくなった。本当にそれを信じていいのか、双方の話を聞かずに、どっちの意見も勉強せずに、偏ったやつだけ見て『え? そうなの? 広めなきゃ!』っていう人が多い感じがしている」などと分析。自身にもハッシュタグを付けてのツイートを促すコメントが来たが「正直、この件に関して、私はそこまでの信念がなかった」と同調しなかったと説明した。

 この指原の分析についてネット上では、“立ち位置”の違いで賛否両論巻き起こっている。