俳優の梅沢富美男(69)が11日放送のTOKYO MX「バラいろダンディ」にリモート出演。複数女性との不倫問題で渦中の「アンジャッシュ」渡部建(47)について苦言を呈した。

 この日発売の週刊文春に欲望丸出しの乱倫ぶりを報じられた渡部について梅沢は「渡部が悪いと(暴露した)女が悪いとか、いろいろ言われていますけど、悪いのは渡部だよ」とバッサリ。「俺もね、人のことを言えた義理じゃないけど、きょう母ちゃん(妻)がいるから真面目な話をしているわけじゃないよ。もうちょっと、女の子を大事にしてあげないと。俺はそれに尽きると思う。いくらなんでも、道具にしてるね。女性の扱いが雑だね」と体目当ての行為をなじった。

 同誌によれば、渡部は女性を“性のはけ口”のように扱い、行為後に1万円を渡すこともあったという。女性を多目的トイレに呼び出し「キスから別れるまで3〜5分」と報じられたことに、梅沢は「短い! 最低でも15分は必要じゃない?」「彼はトイレの中でそういうことをしたってことで、時間の調整ができる優秀な能力を持っていたんだと思うよ」と渡部の非道さを皮肉ったようなコメント。「トイレに連れてってなんて雑すぎるよ。何だと思ってんだよ」と怒りをにじませた。

 2017年公開の映画「夜に生きる」で佐々木希(32)の父役を演じた梅沢は「希ちゃんは娘のように思っている。彼女が傷つかないようにしてほしい」と話した。

 そんな梅沢だったが、延々続く渡部問題になぜか「いつまで、この話をやるんだよ!」とかみつく。自宅からの出演とあって、「隣にいる娘がイライラしてんだよ。紙に『おめーが言うか?』って書いてあんの」と家族からカンペを出されたことを打ち明け、スタジオを笑わせた。

 その後も、梅沢は渡部問題についてはダンマリ。武井壮が「妻帯者と知って不貞を働いたなら被害者ではなく加害者」とツイートしたことについて聞かれると、娘が書いた「おめーが言うか?」のカンペをカメラに映すだけだった。“愛妻家を口にするモテ男”も家族には頭が上がらないようだ。