〝筆談ホステス〟として知られる立憲民主党(枝野幸男代表)の斉藤里恵氏(36)が26日、赤羽駅東口で行われた東京・北区都議補選(7月5日開票)で第一声を上げた。

 斉藤氏は立民が都知事選で応援する宇都宮健児氏、蓮舫氏、塩村あやか参院議員らと街宣車から100人を超す聴取の前で支持を訴えた。

 聴覚障害を抱える斉藤氏は「新型コロナウイルスの影響で私たちの生活は一変しました。(東京都に)いま一番求められているのは、子どもやお年寄り、障害者の声を都政に届けることです。宇都宮健児さんとタッグを組んで、東京都をよくするために頑張ります」と力強く語った。

 同補選は斉藤氏を始め、自民党から山田加奈子氏(49)、都民ファーストは天風いぶき氏(35)、日本維新の会から佐藤こと氏(32)、そしてホリエモン新党からは新藤加奈氏(27)の計5人の女性候補が出馬。近年まれに見る仁義なき〝女のバトル〟が展開されている。