〝ポスト松岡茉優〟だ。女優の伊藤沙莉(26)がアニメ映画「小さなバイキング ビッケ」(10月2日公開)で声優に起用され、29日に都内でアフレコ収録した。

 同作は世界中で知られるスウェーデンの児童文学作品の映画版で、人気漫画「ワンピース」のモチーフにもなったとされる。伊藤は海賊の息子ビッケの声優を務める。

 ネットドラマ「全裸監督」(2019年)など意欲作に次々と出演して注目を浴びている伊藤。この日は幼少期の思い出として「幼稚園くらいの時、警察に連れていかれたことがあって…」と衝撃告白した。

 スーパーにあった漫画「Dr.スランプ」のアラレちゃんのノートが欲しかったが、母親に買ってもらえないと決めつけ、ノートを1枚だけ破いたという。その結果、「お母さんに見つかって買ってくれた」そうだが、「警察に連れていかれた」と事情を聴かれたことを明かした。

 ドラマや映画の出演作品が今後も続々と控えるが、プロデューサーの間では、女優の松岡茉優(25)のように、主役でも脇役でも映える役者と評されているという。

「伊藤は松岡と共通点が多い。同い年(1994年生まれの代)で、ともに子役出身で、美形というより演技で見せるタイプ。2人ともお笑いが好きで、トークもできる。プライベートでも仲が良い。でも、先にブレークしたのは松岡。伊藤も松岡をかなり意識していて、業界では〝ポスト松岡茉優〟として期待されています」(映画関係者)

 ちなみに、兄はお笑いコンビ「オズワルド」伊藤俊介(30)。この日、いきなり警察に〝聴取〟された過去をぶっちゃけた通り、バラエティー番組への対応もできそうだ。