ボクシングWBAスーパー&IBF統一世界バンタム級王者の井上尚弥(26=大橋)が4月25日(日本時間4月26日)に米国ネバダ州ラスベガスのマンダレイ・ベイでWBO同級王者のジョンリル・カシメロ(30=フィリピン)と対戦することが31日発表された。

 この日、都内で行われた会見で井上は「今はワクワクしていて、早く試合がしたい」と開口一番話し「ボクシングの本場のラスベガスで、メインでできることを誇りに思う。『パウンド・フォー・パウンド』(階級差がないと想定した場合のランク)で3位にふさわしい試合をしたい」と話した。

 井上が海外で試合をするのは昨年5月のWBSS(ワールド・ボクシング・スーパーシリーズ)準決勝(英国グラスゴー)以来。米国では、WBO世界スーパーフライ級王者だった2017年9月以来で、11月のWBSS決勝後に発表された米トップランク社との契約後は初となる。