格闘技イベント「RIZIN.21」(22日、静岡・浜松アリーナ)の出場全選手インタビューが20日に行われ“最強兄弟の兄”こと朝倉未来(27)がKO勝利を誓った。

 メインでダニエル・サラス(31)を迎え撃つが「殺傷能力というか、倒せるところを見せたい。(相手は)気持ちが強くなかなか倒れないとは思うが、倒したい」。地元・豊橋からほど近い今回の開催地は「昔、地元でケンカの相手がいなくなって遠征に来たことがある」と思い出深い場所だけに、有言実行で大会を締めくくりたいところだ。

 一方で、RIZIN FFは新型コロナウイルスの感染拡大の対策に追われている。

 最大8000人収容の浜松アリーナには多数の観客来場が予想されており、当日は数千枚単位でマスクを用意。感染拡大を防ぐため、入場時に着用していない観客に無料で配布するほか、会場には複数の消毒用アルコールを設置する。また、通常行っているゲスト選手によるグッズの手売りなど接触の多いイベントは行わず、公開計量後に恒例となっている撮影会も21日は行わないことが決まった。