元W―1のエース・芦野祥太郎(30)が、全日本プロレスの“暴走男”諏訪魔(43)が保持する3冠ヘビー級王座挑戦へ大きく前進だ。

 7日放送回では盟友の羆嵐(29)と組み、諏訪魔、岡田佑介(27)組と対戦。120キロの諏訪魔に対し97キロと体格で劣るものの、俵返しやジャーマンで投げ切り意地を見せた。3冠王者からは自身が得意とするアンクルロックを仕掛けられる場面もあったが、体を入れ替えてやり返すと、最後は岡田を原爆固めからアンクルロックのフルコースで仕留めた。

 試合後は「諏訪魔さん、これで十分でしょ? 分かったでしょ? その3冠ヘビー級、俺に挑戦させてください」と宣戦布告。しかしその直後、芦野の挑戦に「待った」をかけたのが青柳優馬(24)だ。諏訪魔からは「勝った方とシングルで対戦してやる。ただし、ベルトは別問題だ」と通告されたが、芦野は「3冠をかけると必ず言わせる」ときっぱり。芦野VS青柳は、事実上の次期挑戦者決定戦になりそうだ。