ノアTVマッチの9日放送回で、杉浦貴(49)率いる杉浦軍と“悪魔仮面”ケンドー・カシンをつなぐことになりかねない動きが発生した。

 この日の第3試合で杉浦軍と拳王率いる「金剛」が6人タッグ戦で激突。試合は桜庭和志(50)がオモプラッタで覇王(34)をからめ捕ってギブアップを奪い勝利したが、その後参謀役のNOSAWA論外(43)が「ちょっと、杉浦軍の中で整理しようと思って“一時的解雇”っていうのをやって、寄せ集め集団だと思われないようにしようと思います」と言いだした。

 驚く桜庭をよそに鈴木秀樹ら4人を一時的解雇にするとして、今後のメンバー構成について「杉浦貴、大原はじめ、NOSAWA論外、レネ・デュプリ、イホ・デ・ドクトル・ワグナーJr.、吉岡世起、桜庭和志、藤田和之。藤田和之は音信不通で連絡できないから解雇通知もできないので。あと一人、ケンドー・カシン」と発表した。

 カシンは4月まで米WWEの養成機関「パフォーマンスセンター」でコーチを務めていたが、新型コロナウイルス感染拡大の影響で収益が悪化したあおりを受けて解雇されたばかり。そういえば杉浦が「戦う場所がなくなってしまったレスラーの“受け皿”として機能できたらいい」と杉浦軍のセーフティーネット化構想を明かしていたが、まさにその対象になったということなのか…。