女子プロレス「センダイガールズ」は、東日本大震災の復興を祈願する新宿大会(8日)を予定通り開催した。メインではワールド王者の橋本千紘(27)が、スターダムのアーティスト王座を保持する美女戦士・朱里(31)を撃破して初防衛に成功。再び同世代対決に臨む意思を明かした。

「女子は強いだけではダメ。苦しかったけど、美しさも証明できる試合ができた。ノンタイトルですが、4月には彩羽(匠)選手との試合も決まってるし、自分は新しい戦いに向かいます」と怪物はテカテカのお肌を輝かせた。決戦前の脱毛エステ特訓が奏功した格好だ。

 V2戦は未定ながら、5月17日の新潟市体育館大会や7月20日の後楽園大会が候補に挙がる。また4月15日後楽園のガイア・ジャパン復活大会では、マーベラスのエース・彩羽と一騎打ちする。昨年は、米WWE入団が決まったSareee(23)との抗争が中心となったが、今後は彩羽の他、昨年7月の初シングルで超ド迫力の両者リングアウトに終わったシードリングの女番長・世志琥(26)との女子トップの座をかけた争いに向かう。

「誰とも完全決着はついていない。というか未来はこれからなんで。まずは4月、彩羽選手に勝ちます!」とパンパンの腕に力を込めた橋本が、快進撃を再開させる。