ブラジル1部ボタフォゴでプレーするFW本田圭佑(33)の“新相棒”は誰になるのか。ボタフォゴのリカルド・ローテンバーグ副会長がユーチューブチャンネル「Canal do TF」で、元オランダ代表のエースストライカーで昨季限りで引退したアリエン・ロッベン氏(36)の獲得を目指すと話し、注目を集めている。

 同副会長によれば「彼が望むならボタフォゴの4倍以上の給料を稼げるが、彼はボタフォゴについて知っている。『ボタフォゴからの関心に満足している』と答えてくれた」とすでにコンタクトを取り、好感触を得ているという。

 実現すれば超サプライズとなるが、ボタフォゴは他にも大物をリストアップ。リーグ中断前には元コートジボワール代表でスペイン1部バルセロナなどで活躍したMFヤヤ・トゥーレ(36=青島黄海)と交渉した。いったん白紙となったが、その後にトゥーレがボタフォゴファンに向けてメッセ―ジを発信。交渉が再開される可能性がある。

 さらに、元ナイジェリア代表でイングランド・プレミアリーグの強豪チェルシーなどで活躍したMFジョン・ミケル(33)の獲得にも乗り出しており、世界に名だたるスター選手が本田の同僚となりそうなのだ。

 本田は来夏に延期された東京五輪でオーバーエージ枠での出場を目指しているだけに、大物が加入すれば実力や経験を肌で感じることでプラス効果が見込める。新パートナーが誰かも、本田の東京五輪出場を左右しそうだ。