トルコメディア「Sabah Spоr」は、同国1部ベシクタシュが日本代表DF長友佑都(33=ガラタサライ)の獲得を計画していると報じた。今季限りで契約満了となる同国代表DFジャネル・エルキン(31)の代わりに、ライバルクラブで処遇が宙に浮いた日本のスター選手に注目しているという。

 長友は昨年11月の欧州チャンピオンズリーグ(CL)のレアル・マドリード(スペイン)戦で凡ミスを連発。6失点と大敗した試合の“戦犯”としてサポーターから批判が殺到した。さらにファティ・テリム監督(66)の構想外となり、同戦後はベンチメンバーから外れることも多くなった。今年1月にはイタリア1部ボローニャへの移籍が確実視されたが、土壇場で破談。残留したガラタサライでは選手登録も外れており、契約満了となる今夏の去就が注目されている。

 一方、ベシクタシュは昨季まで日本代表MF香川真司(31=サラゴサ)が所属していたクラブで、複数の日本企業がチームをサポートする。同メディアが「日本のスター」と評した長友の獲得でさらなるPR効果を得る目的もありそうだが、Jリーグ復帰もささやかれる。長友はどこに向かうか。