国内女子ツアーの今季初戦「アース・モンダミン杯」2日目(26日、千葉・カメリアヒルズCC)、59位から出た渋野日向子(21=サントリー)は74とスコアを落とし、2オーバーの71位で予選落ちした。カットラインに1打及ばなかった。

 最大瞬間風速15・7㍍の強風のなか、思うようなプレーができなかった渋野は「風の吹いてる方向は分かっているので、全部自分のミスです」。オフからツアーの中止が続いた間にトレーニングやアプローチの強化に取り組んできたが「やってきたことが意味ないのかなと思うような内容でした」と肩を落とした。

 無観客開催で練習ラウンドのような雰囲気を想像していたが、やはり試合は試合。「緊張もしましたし、体が思うように動きませんでした。練習でできても、試合でできないと意味ないよなと痛感しました。死ぬほど練習しないといけないんだなと思ってます」。

 この日は日没近くまで会場に残ってパッティング練習。国内ツアーは少なくとも8月中旬まで試合がないが、その間のさらなる猛練習を誓った。