6つのメジャーが開催される米男子ゴルフツアーの“スーパーシーズン”に臨んでいる松山英樹(28=LEXUS)は開幕2戦目として行われた先週の「全米オープン」を通算8オーバーの17位で終えた。

 3日目を終えて首位と5打差の4位と、世界屈指の難コースを安定感抜群のショットで攻略。メジャー初制覇も期待されたが、最終日は4番パー4までに5つスコアを落とす、まさかの失速。3日目の終盤から乱れ始めたショットについて「修正する力をつけていきたい」と話した。

 11月12日からは新型コロナウイルスの感染拡大の影響で4月開催から延期となった「マスターズ」(ジョージア州・オーガスタナショナルGC)が待っている。

 松山にとって例年アジアシリーズが行われる10~11月は得意とする時期。日本選手初となるメジャー初制覇へ、いい流れで「マスターズ」を迎えられるはずだ。