「樋口久子・三菱電機レディス」最終日(1日、埼玉・武蔵丘GC=パー72)、予選落ちした渋野日向子(21=サントリー)が練習のため、会場に姿を見せた。

 午前中のうちにショットを終えると、砲台グリーンに対してワンクッションを入れる転がしを中心にアプローチをじっくり練習。さらに12球連続で入るまで終わらないパッティングのドリルやロングパットの練習も行い、優勝争いが佳境を迎えるころになって、ようやく会場を後にした。

 2週間の自主隔離期間は美容院に行くことは当然できず、開幕前から「だいぶ伸びちゃいました」と髪形を気にしていた渋野。予定がぽっかり空いたこの日はある意味〝チャンス〟だったはずだが、次戦に向けて、練習せずにはいられなかったようだ。