体操ニッポンの女子エース・村上茉愛(23=日体クラブ)が5日、横浜市の日体大体操競技場で新年初練習を公開した。

 昨年はNHK杯を腰のケガで棄権して世界選手権で代表漏れ。体操人生ラストチャンスとなる東京五輪出場へ向けて「個人総合と種目別の床で金メダルを狙いたい」と高らかに宣言した。

 練習後は琴平神社(川崎市)で初詣。約5キロの道のりをジョギングし、ご祈とうと必勝祈願を行った。

 絵馬には「東京オリンピック金メダル!!」と力強く記入。ケガに泣いた昨年を「とにかく、つまらなかった」と振り返り、東京五輪イヤーを迎えた心境を「ついになってしまったという気持ちとワクワクが半分ずつ。不安が一番ない年。確実に自信がある中で年を迎えた」と笑顔で語った。

 絵馬に書いた通り、今の村上は金メダルしか見ていない。