来夏に延期された東京五輪を目指す7人制ラグビー男子日本代表候補が29日、活動を再開させた。

 今回のトレーニングは選手が全国5か所(北海道、東京、名古屋、大阪、福岡)に分散して、それぞれ選手が週1回程度参加して7月18日まで行う予定。計16人が参加する東京ではこの日、6選手が、密にならないような配慮をしながらトレーニングを行った。

 東京で練習に参加した小沢大(31=トヨタ自動車)はオンライン取材で「段階的な再開だが、自粛期間があったので一緒にやれるうれしさを感じた。感触としては動けるなと感じたが、まだまだ足りないので徐々に上げていきたい」と語った。

 2016年リオデジャネイロ五輪はメダルにあと一歩届かない4位。東京五輪こそはの気持ちは強い。小沢は「正直、今年やりたかったが、気持ちを切り替えてポジティブに1年後にメダルを取ろうと思えている」と力を込めた。