日本相撲協会は4日、大相撲夏場所(24日初日、東京・両国国技館)の開催を中止にすると発表した。

 本場所の中止は八百長問題が発覚した2011年3月の春場所以来9年ぶり3度目。外的要因による中止は、戦災の影響で旧国技館が使用できなかった1946年の夏場所以来74年ぶりの異常事態となる。

 また、夏場所と同様に日程を2週間延期していた7月場所(7月19日初日)の会場を、愛知県体育館から東京・両国国技館へ変更することも決定。通常開催ではなく「無観客開催を目指す」と発表した。