J王者川崎Fがチェルシー撃破! バンディエラ中村憲剛が決勝点をアシスト《Jリーグワールドチャレンジ》
2019.07.19 21:05 Fri
明治安田生命Jリーグワールドチャレンジ2019、川崎フロンターレvsチェルシーが19日に行われ、1-0で川崎Fが勝利した。
16日の記者会見では「楽しいゲームができるように」と語っていた鬼木監督。注目のスタメンは、GKチョン・ソンリョン、守備陣は右から守田、ジェジエウ、谷口、登里。中盤はボランチに田中と下田、前から2列目の位置に阿部、家長、齋藤が並び、小林がワントップに起用された。14日のFC東京戦からは2人変更となった。
対するチェルシー、ランパード監督は川崎Fとの試合を競争力のある試合になると強調。「今の我々にとって重要な試合」と位置付けたこの一戦に、GKカバジェロ、最終ラインに右からアスピリクエタ、ズマ、ダビド・ルイス、マルコス・アロンソ、中盤の底にジョルジーニョとコバチッチが並び、2列目にペドロ、メイソン・マウント、ケネディ、ワントップにバチュアイを起用した。
ともに[4-2-3-1]の布陣を採用した両チーム。鋭い立ち上がりを見せたのはチェルシー。ランパード監督が語ったように縦に速いパスで攻撃を組み立てる。ボールを奪ってはワンタッチで前に運び、チャンスにつなげていく。川崎Fもそんなチェルシーの攻めに素早く対応し、徐々にリズムをつかみ始める。すると10分、田中とのワンツーで左サイドを突破した登里がクロスを供給。ダビド・ルイスに弾かれるものの、こぼれ玉を家長がシュート。GKカバジェロの正面に飛んだものの、この試合のファーストシュートを放った。
その後は互いに相手の動きにも慣れ、スムーズなボール回しができるようになっていく。川崎Fは、この試合初のCKでは谷口がヘディングシュートを放ったが枠に飛ばず。チェルシーは28分にペドロがボックス手前からGKの頭上を狙ったらしいシュートを放つ。
30分を過ぎて主導権を握り始めるチェルシーはケネディが2度決定機に絡むが生かせず。40分には幅を使った攻撃でチャンスを演出。左から一本のパスで右のアスピリクエタに展開し、折り返しを最後はマウントがシュート。惜しくもゴールとはならなかった。一方の川崎Fは45分に前半最大の決定機を迎える。ショートカウンターから右サイドでボールを持った家長が、カットインから左足でシュート。ダビド・ルイスの股を抜けてゴールに向かったシュートは、GKカバジェロのファインセーブに阻まれた。
両チームとも選手の入れ替えを行った後半戦。まずはバチュアイに代わって入ったジルーのポストプレーを起点にマウントにチャンス。大きな切り返しで相手のマークを外し、ボックス左から右足シュート。ゴール右上を狙ったシュートだったが枠を外れた。対する川崎Fは55分、右サイドバックの馬渡の縦パスで知念が突破。クロスをレアンドロ・ダミアンがダイビングヘッドで合わせるも、惜しくも枠の右に外れた。後半から途中出場の3人でチャンスを作った。
チェルシーは65分、マウントに代わってプリシッチがピッチに。チェルシーでのデビュー戦となる。その直後、左サイドからのスローインでリスタートしたチェルシーは、ケネディからジルー、そして途中出場のバークリーを経由してもう一度ケネディへ。ゴール前でパスを受けたケネディだったが、ネットを揺らすことはできなかった。
74分にはチェルシーにFKのチャンス。ボックス手前右の位置からのFKでキッカーはジルー。シュートはゴール右を捉えていたものの、チョン・ソンリョンに代わって入ったGK新井がビッグセーブ。試合は80分が経過。試合はまだ動かない。
83分に川崎は、後半から入った長谷川が左サイドでボールを持つとスピードを生かして縦に突破。しかし、クロスはブロックに遭う。その直後、バンディエラ中村が登場。登里に代わって投入されると、その中村からチャンスが生まれる。中村が敵陣中央右からボックス外右へミドルパス。これに走り込んだ馬渡がダイレクトでクロス。レアンドロ・ダミアンが頭で合わせたがクロスバーを叩いた。
中村の投入で勢いがついた川崎Fは、馬渡のクロスをファーサイドで長谷川が納めてラストパス。ボックス中央から山村がシュートを放ったが、GKカバジェロがスーパーセーブを見せる。それでも87分、ついにスコアが動いた。一度左から上げたクロスは跳ね返されるものの、ボックス左で拾った中村がふわりとしたボールを送ると、ファーサイドのレアンドロ・ダミアンが頭で押し込んで、チェルシーからゴールを奪った。
この瞬間、川崎Fサポーターのボルテージはマックスに。興奮冷めやらぬまま、試合は終了を迎え、⒈-0で川崎Fが勝利を納めた。一方のチェルシーは、ランパード監督就任3戦目にして初黒星を喫した。
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2年ぶりの開催となる同大会。昨年度のJリーグ王者の川崎Fと、昨シーズンのプレミアリーグ3位でヨーロッパリーグチャンピオンのチェルシーが激突した。対するチェルシー、ランパード監督は川崎Fとの試合を競争力のある試合になると強調。「今の我々にとって重要な試合」と位置付けたこの一戦に、GKカバジェロ、最終ラインに右からアスピリクエタ、ズマ、ダビド・ルイス、マルコス・アロンソ、中盤の底にジョルジーニョとコバチッチが並び、2列目にペドロ、メイソン・マウント、ケネディ、ワントップにバチュアイを起用した。
ともに[4-2-3-1]の布陣を採用した両チーム。鋭い立ち上がりを見せたのはチェルシー。ランパード監督が語ったように縦に速いパスで攻撃を組み立てる。ボールを奪ってはワンタッチで前に運び、チャンスにつなげていく。川崎Fもそんなチェルシーの攻めに素早く対応し、徐々にリズムをつかみ始める。すると10分、田中とのワンツーで左サイドを突破した登里がクロスを供給。ダビド・ルイスに弾かれるものの、こぼれ玉を家長がシュート。GKカバジェロの正面に飛んだものの、この試合のファーストシュートを放った。
肝を冷やしたチェルシーも好機が訪れる。15分、最終ラインでボールを持ったジョルジーニョのロングパスに右サイドからダイアゴナルランで抜け出したペドロ。ゴール前で足を伸ばしシュートにつなげるが、威力はなくGKチョン・ソンリョンに楽々と止められる。その直後には、マウントのパスを受けたバチュアイがボックス左からシュート。しかしこれは右に流れた。
その後は互いに相手の動きにも慣れ、スムーズなボール回しができるようになっていく。川崎Fは、この試合初のCKでは谷口がヘディングシュートを放ったが枠に飛ばず。チェルシーは28分にペドロがボックス手前からGKの頭上を狙ったらしいシュートを放つ。
30分を過ぎて主導権を握り始めるチェルシーはケネディが2度決定機に絡むが生かせず。40分には幅を使った攻撃でチャンスを演出。左から一本のパスで右のアスピリクエタに展開し、折り返しを最後はマウントがシュート。惜しくもゴールとはならなかった。一方の川崎Fは45分に前半最大の決定機を迎える。ショートカウンターから右サイドでボールを持った家長が、カットインから左足でシュート。ダビド・ルイスの股を抜けてゴールに向かったシュートは、GKカバジェロのファインセーブに阻まれた。
両チームとも選手の入れ替えを行った後半戦。まずはバチュアイに代わって入ったジルーのポストプレーを起点にマウントにチャンス。大きな切り返しで相手のマークを外し、ボックス左から右足シュート。ゴール右上を狙ったシュートだったが枠を外れた。対する川崎Fは55分、右サイドバックの馬渡の縦パスで知念が突破。クロスをレアンドロ・ダミアンがダイビングヘッドで合わせるも、惜しくも枠の右に外れた。後半から途中出場の3人でチャンスを作った。
チェルシーは65分、マウントに代わってプリシッチがピッチに。チェルシーでのデビュー戦となる。その直後、左サイドからのスローインでリスタートしたチェルシーは、ケネディからジルー、そして途中出場のバークリーを経由してもう一度ケネディへ。ゴール前でパスを受けたケネディだったが、ネットを揺らすことはできなかった。
74分にはチェルシーにFKのチャンス。ボックス手前右の位置からのFKでキッカーはジルー。シュートはゴール右を捉えていたものの、チョン・ソンリョンに代わって入ったGK新井がビッグセーブ。試合は80分が経過。試合はまだ動かない。
83分に川崎は、後半から入った長谷川が左サイドでボールを持つとスピードを生かして縦に突破。しかし、クロスはブロックに遭う。その直後、バンディエラ中村が登場。登里に代わって投入されると、その中村からチャンスが生まれる。中村が敵陣中央右からボックス外右へミドルパス。これに走り込んだ馬渡がダイレクトでクロス。レアンドロ・ダミアンが頭で合わせたがクロスバーを叩いた。
中村の投入で勢いがついた川崎Fは、馬渡のクロスをファーサイドで長谷川が納めてラストパス。ボックス中央から山村がシュートを放ったが、GKカバジェロがスーパーセーブを見せる。それでも87分、ついにスコアが動いた。一度左から上げたクロスは跳ね返されるものの、ボックス左で拾った中村がふわりとしたボールを送ると、ファーサイドのレアンドロ・ダミアンが頭で押し込んで、チェルシーからゴールを奪った。
この瞬間、川崎Fサポーターのボルテージはマックスに。興奮冷めやらぬまま、試合は終了を迎え、⒈-0で川崎Fが勝利を納めた。一方のチェルシーは、ランパード監督就任3戦目にして初黒星を喫した。
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