湘南FWトカチがレンタルで福島へ! 「チームを助けられるように頑張る」

2020.01.30 18:55 Thu
Getty Images
福島ユナイテッドFCは30日、湘南ベルマーレに所属するFWトカチ(19)の期限付き移籍加入を発表した。レンタル期間は2021年1月31日までとなる。

U-15トルコ代表歴を持つトカチは、レバークーゼンU-19から2019年夏に湘南加入。加入1年目の昨年は、明治安田生命J1リーグ1試合の出場にとどまった。福島でプレーすることが決まったトカチは両クラブ公式サイトを通じて、次のようにコメントしている。
◆福島ユナイテッドFC 「みなさん、こんにちは!湘南から来ました、エメルトカチです。福島の為にプレーできることがとてもうれしいです! 自分のプレーでチームを助けられるように頑張ります! みなさん、応援よろしくお願いします!」

◆湘南ベルマーレ 「湘南のサポーターの皆さん、いつも熱い応援をしてくれてとても感謝しています。福島で成長して湘南に戻ってこれるように頑張ります!」
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9日、明治安田J1第3節のアビスパ福岡vs湘南ベルマーレがベスト電器スタジアムで行われ、1-1の引き分けに終わった。 前節は横浜F・マリノスに1-0で勝利し、2試合連続のクリーンシートを達成した福岡。[3-4-2-1]の右ウイングバックには湯澤聖人に代わって小田逸稀が入った。 対する湘南も、2-1で勝利した京都サンガF.C.戦からスタメンを1人変更し、茨田陽生に代えて大野和成を起用。システムも前節までの[4-4-2]から、昨季までのベース[3-5-2]を採用した。 ウェリントンとルキアン。古巣対戦となる両ストライカーにも注目が集まった一戦は、福岡が開始2分に前寛之がミドルを狙えば、湘南も直後に前節決勝ゴールの鈴木章斗が反転からの左足を見せる。両チームが積極的な立ち上がりを見せた通り、試合も早々の6分に動いた。 福岡はこぼれ球へチーム全体が素早く反応し、前線からの即時奪還から波状攻撃を仕掛けると、右サイド深い位置への展開から、受けた紺野和也が左足に持ち替えてファーへのクロス。大岩一貴と競り合いながらも、ウェリントンが左足でネットを揺らした。 先制した福岡は勢いのままに、こちらも古巣対戦、岩﨑悠人が11分にボックス内右へ侵入しての一対一を迎えるが、湘南もGK富居大樹が好セーブを披露する。 3試合連続の失点を喫し、今季初めて先制を許した湘南だったが、13分に今季初めての流れの中からの得点で同点弾を奪取。自陣左サイドからの杉岡大暉の縦パスを平岡大陽がスルーし、鈴木章斗が受けると、釣り出された奈良竜樹を振り切って左の最深部からグラウンダーで折り返す。ニアでルキアンが潰れ、ファーへ流れたボールを池田昌生が蹴り込んで同点に追い付いた。 福岡は26分、CKに小田が頭で合わせると、30分過ぎ立て続けのCK攻勢に。ただ、湘南もこの時間を粘り強く対応する。 再びのビッグチャンスが訪れたのは44分の福岡。湘南が押し込んだ中で田中聡のバックパスがずれ、紺野へのスルーパスのような恰好となると、紺野が膨大なスペースを付いて一対一を迎えたが、GK富居に阻まれ、勝ち越しとはいかなかった。 互いに次のゴールを目指す中で好機を迎えたのは湘南。73分、ボックス左角から杉岡が横パスを送り、田中が縦に付けて左ポケットから平岡が折り返すと、鈴木章斗がスルーして池田が合わせてが、GK永石拓海に阻まれて決め切れず。さらに4分後にも、得意のセットプレーからサインプレーを駆使して大岩にチャンスが訪れたが、ここもGK永石に防がれる。 福岡も途中出場の松岡大起が果敢にゴールを目指すが、互いに勝ち越し点を奪うにまでは至らず、1-1で試合終了。勝ち点「1」を分け合った。 アビスパ福岡 1-1 湘南ベルマーレ 【福岡】 ウェリントン(前6) 【湘南】 池田昌生(前13) 2024.03.09 17:10 Sat

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