高木琢也監督は世界を感じたチームに一定の手応え、新戦力12名のチームの完成度は「70、80%」《さいたまシティカップ》
2020.02.09 19:35 Sun
3年目のJ2リーグを戦う大宮アルディージャ。開幕を2週間後に控え、フレンドリーマッチを行った。沖縄でのキャンプを終えたチームには、レンタルバックの選手を含め12名の新顔が加わった。一方で、14名がチームを去り、高木琢也体制2年目は変化を遂げるシーズンになる。
ウルグアイの強豪、クラブ・ナシオナルを迎え、ホームのNACK5スタジアム大宮に集まったファン・サポーターは7442名。失意のJ1参入プレーオフの敗戦から約2カ月が経ち、新チームを楽しみにしていた人が多く集まった。
試合を振り返った高木監督は「フレンドリーマッチですけど、勝てなかったことは残念です。こういった国際ゲームを、選手たちがリーグ戦の前にできたということ。我々にとっては、勝つこともそうですし、負けることもそうですが、この試合で色々なことを本人たちも、チームとしても試せたことは、非常に大きな意味があったと思います」と記者会見で語った。フレンドリーマッチという位置付けがありながらも、目指していた勝利を掴めなかったことは反省だ。しかし、大事なリーグ戦に向けての手応えもあった。
「ゲームを見ていくと、本来はもっとボールをしっかり止めたり、もっと色々な時間があってプレーができたという場面もありましたが、そのあたりが国際試合の経験を積んでいないと、間合いとか、ちょっとしたミスコントロールで、足元に来られてしまいます」
高木監督は「ミスは多かったです。チャンスの時にしっかりシュートまで持っていく、決めていくというところは課題です」と、この試合の課題を口にしながらも「そういったところを、しっかりやっていけたというのは良かったです」とチャレンジできたことを評価した。
勝利を目指して戦いながらも、この試合はベンチ入りも5名とフル活用しなかった。その理由については、「今日の試合はレギュレーションとしてマックスの人数ではないです。できるだけ90分試合をさせたかったという狙いがあります」と狙いを明かした。さらに「今日のメンバーというのは、最終的なベストメンバーではない」ともコメント。試したいことをテストした意味が強いだろう。
結果として0-1で敗れたが「勝った、負けたというゲームではないです。チームという考え方でいけば、チームが良くなるためにはどうしても必要なミスだったと思いますし、必要なプレーだったと思います」と意味のある試合だったとの見解を示した。また「僕は正直言うと、ここまでトライはしないかなと思っていました」と語り、選手たちがピッチで見せたプレーには一定の手応えも明かしている。
一方で、新戦力と既存選手の融合に関しては「慣れている選手もいれば、慣れていない選手もいます。3バックでやるというところの不慣れさは多少ありますけど、みんな頑張ってくれています」とまだまだ改善の余地があるとコメント。それでも、「12人新しい選手が来た中で言えば、十分合格点に近いと思います。70、80%だと思います」とチームの完成度は高まっていることも明かした。
迎える開幕戦はアウェイでの水戸ホーリーホック戦。昨シーズンは昇格争いをしたライバルであり、監督も選手も変わっている。簡単な相手ではないだろう。
高木監督は「もっともっと向上できる要素、伸び代はあると思います」とも語ったが、残り2週間でどこまでチームの完成度を上げられるか。高木体制2年目でのJ1復帰へ向けた大宮は、敗戦を糧にシーズン開幕へ準備を進める。
試合を振り返った高木監督は「フレンドリーマッチですけど、勝てなかったことは残念です。こういった国際ゲームを、選手たちがリーグ戦の前にできたということ。我々にとっては、勝つこともそうですし、負けることもそうですが、この試合で色々なことを本人たちも、チームとしても試せたことは、非常に大きな意味があったと思います」と記者会見で語った。フレンドリーマッチという位置付けがありながらも、目指していた勝利を掴めなかったことは反省だ。しかし、大事なリーグ戦に向けての手応えもあった。
「ゲームを見ていくと、本来はもっとボールをしっかり止めたり、もっと色々な時間があってプレーができたという場面もありましたが、そのあたりが国際試合の経験を積んでいないと、間合いとか、ちょっとしたミスコントロールで、足元に来られてしまいます」
この試合には新加入の4名がスターティングメンバーに。特に1トップ2シャドーはネルミン・ハスキッチ、菊地俊介、近藤貴司と新戦力が揃っていた。攻撃を組み立てられたシーンもありながら、ミスも散見。開幕前のこの時期にはよくあることだ。
(C)CWS Brains,LTD.
高木監督は「ミスは多かったです。チャンスの時にしっかりシュートまで持っていく、決めていくというところは課題です」と、この試合の課題を口にしながらも「そういったところを、しっかりやっていけたというのは良かったです」とチャレンジできたことを評価した。
勝利を目指して戦いながらも、この試合はベンチ入りも5名とフル活用しなかった。その理由については、「今日の試合はレギュレーションとしてマックスの人数ではないです。できるだけ90分試合をさせたかったという狙いがあります」と狙いを明かした。さらに「今日のメンバーというのは、最終的なベストメンバーではない」ともコメント。試したいことをテストした意味が強いだろう。
結果として0-1で敗れたが「勝った、負けたというゲームではないです。チームという考え方でいけば、チームが良くなるためにはどうしても必要なミスだったと思いますし、必要なプレーだったと思います」と意味のある試合だったとの見解を示した。また「僕は正直言うと、ここまでトライはしないかなと思っていました」と語り、選手たちがピッチで見せたプレーには一定の手応えも明かしている。
(C)CWS Brains,LTD.
一方で、新戦力と既存選手の融合に関しては「慣れている選手もいれば、慣れていない選手もいます。3バックでやるというところの不慣れさは多少ありますけど、みんな頑張ってくれています」とまだまだ改善の余地があるとコメント。それでも、「12人新しい選手が来た中で言えば、十分合格点に近いと思います。70、80%だと思います」とチームの完成度は高まっていることも明かした。
迎える開幕戦はアウェイでの水戸ホーリーホック戦。昨シーズンは昇格争いをしたライバルであり、監督も選手も変わっている。簡単な相手ではないだろう。
高木監督は「もっともっと向上できる要素、伸び代はあると思います」とも語ったが、残り2週間でどこまでチームの完成度を上げられるか。高木体制2年目でのJ1復帰へ向けた大宮は、敗戦を糧にシーズン開幕へ準備を進める。
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