イニエスタが圧巻の輝き! 小川ハットなど3トップ揃い踏みの神戸がACL初陣で大勝《ACL》
2020.02.12 21:10 Wed
ヴィッセル神戸は12日、ホームで行われたAFCチャンピオンズリーグ(ACL)2020グループG第1節でジョホール・ダルル・タクジム(マレーシア)と対戦し、5-1の快勝を収めた。
昨シーズンの天皇杯王者としてACL初参戦となる神戸は、8日に行われたFUJI XEROX SUPER CUP 2020でJ1王者の横浜F・マリノスをPK戦の末に破り、今季初タイトルを獲得。
その試合から中3日での開催となった今回の一戦に向けては先発3人を変更。ACL登録メンバー外のサンペール、ダンクレーに加え、山口がベンチ外となり、安井、郷家、小川を起用。システムを[4-3-3]を採用した。
立ち上がりからボールを保持する神戸は6分、相手陣内左サイド深くで得たFKの場面でイニエスタの浮き球のクロスをフェルマーレンが頭で合わすが、枠を捉えたシュートはGKの好守に遭う。
直後には相手の波状攻撃を受けて、あわや失点というピッチを招くが、GK飯倉の好守で凌ぐと、13分にイニエスタのお膳立てから記念すべきACL初ゴールが生まれる。
幸先よく先制に成功した神戸は畳み掛ける攻めで追加点を狙いに行くが、逆に不用意な形から同点ゴールを許す。26分、ボックス付近でジオゴが上げたクロスをDFフェルマーレンが手を使ってブロック。このプレーで与えたPKをキッカーのサファウィ・ラシドに決められた。
直近の横浜FM同様にリードを守り切れない神戸だったが、失点からわずか1分で勝ち越しに成功。28分、右サイドを持ち上がった西から斜めのグラウンダーパスがボックス手前左の古橋の足元へ。ここで古橋が狙いすました右足のダイレクトシュートをゴールネットに突き刺した。
その後、ドウグラスや古橋に3点目のチャンスが訪れるなど主導権を握り続けたホームチームが1点リードで試合を折り返した。
後半も立ち上がりからペースを握る神戸は再三の決定機を創出すると、58分に後半最初のゴールを奪取。左サイド深くでボールを受けたイニエスタが絶妙なスルーパスを酒井に通すと、ボックス左に侵攻した酒井が右足アウトにかけた丁寧な折り返しを供給。これをゴール前でフリーの小川がワンタッチでゴール右隅へ流し込んだ。
この3点目で完全に勢いづいた神戸は65分、西からの縦パスに反応したドウグラスがDFとの競り合いを制してそのまま独走。最後はGKとの一対一を冷静に制し、公式戦2試合連続ゴールとした。
さらに72分には厚みのある攻撃からボックス右でドウグラスから足下にパスを引き出したイニエスタが相手守備のタイミングを外す絶妙な浮き球のクロスを入れると、これをゴール前でドフリーの小川が頭で合わせ、ハットトリックを達成した。
この5点目で勝利を確信した神戸ベンチは、古橋、ドウグラス、イニエスタと主力を続けて下げて試合をクローズにかかる。その後も果敢にゴールを目指したホームチームだったが、6点目を奪うまでには至らず。
それでも、小川のハットトリックを含む3トップ揃い踏みの神戸が5-1の圧勝でACL初陣を飾った。なお、次節は19日に行われる水原三星(韓国)とのアウェイゲームとなる。
昨シーズンの天皇杯王者としてACL初参戦となる神戸は、8日に行われたFUJI XEROX SUPER CUP 2020でJ1王者の横浜F・マリノスをPK戦の末に破り、今季初タイトルを獲得。
立ち上がりからボールを保持する神戸は6分、相手陣内左サイド深くで得たFKの場面でイニエスタの浮き球のクロスをフェルマーレンが頭で合わすが、枠を捉えたシュートはGKの好守に遭う。
直後には相手の波状攻撃を受けて、あわや失点というピッチを招くが、GK飯倉の好守で凌ぐと、13分にイニエスタのお膳立てから記念すべきACL初ゴールが生まれる。
13分、自陣左サイドの低い位置でボールを受けた元スペイン代表が斜めのランニングでスペースを狙う小川の動き出しに合わせた絶妙なミドルレンジのスルーパスを供給。これに抜け出した小川がボックス左の位置で丁寧な左足インサイドのボレーシュートをゴール右下隅へ流し込んだ。
幸先よく先制に成功した神戸は畳み掛ける攻めで追加点を狙いに行くが、逆に不用意な形から同点ゴールを許す。26分、ボックス付近でジオゴが上げたクロスをDFフェルマーレンが手を使ってブロック。このプレーで与えたPKをキッカーのサファウィ・ラシドに決められた。
直近の横浜FM同様にリードを守り切れない神戸だったが、失点からわずか1分で勝ち越しに成功。28分、右サイドを持ち上がった西から斜めのグラウンダーパスがボックス手前左の古橋の足元へ。ここで古橋が狙いすました右足のダイレクトシュートをゴールネットに突き刺した。
その後、ドウグラスや古橋に3点目のチャンスが訪れるなど主導権を握り続けたホームチームが1点リードで試合を折り返した。
後半も立ち上がりからペースを握る神戸は再三の決定機を創出すると、58分に後半最初のゴールを奪取。左サイド深くでボールを受けたイニエスタが絶妙なスルーパスを酒井に通すと、ボックス左に侵攻した酒井が右足アウトにかけた丁寧な折り返しを供給。これをゴール前でフリーの小川がワンタッチでゴール右隅へ流し込んだ。
この3点目で完全に勢いづいた神戸は65分、西からの縦パスに反応したドウグラスがDFとの競り合いを制してそのまま独走。最後はGKとの一対一を冷静に制し、公式戦2試合連続ゴールとした。
さらに72分には厚みのある攻撃からボックス右でドウグラスから足下にパスを引き出したイニエスタが相手守備のタイミングを外す絶妙な浮き球のクロスを入れると、これをゴール前でドフリーの小川が頭で合わせ、ハットトリックを達成した。
この5点目で勝利を確信した神戸ベンチは、古橋、ドウグラス、イニエスタと主力を続けて下げて試合をクローズにかかる。その後も果敢にゴールを目指したホームチームだったが、6点目を奪うまでには至らず。
それでも、小川のハットトリックを含む3トップ揃い踏みの神戸が5-1の圧勝でACL初陣を飾った。なお、次節は19日に行われる水原三星(韓国)とのアウェイゲームとなる。
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