バジャドリー、ラ・リーガから提供された検査キットの受け取りを拒否「多くの人々が我々よりも必要としている」
2020.03.19 05:10 Thu
レアル・バジャドリーは18日、ラ・リーガが全クラブに用意した新型コロナウイルス(COVID-19)の検査キットの受け取りを拒否したことを明かした。
これを受け、ラ・リーガは13日に2週間のリーグ戦中断を発表。また、18日には1部と2部の全42クラブに対し、新型コロナウイルスの検査キットを提供すると一部メディアで伝えられていた。
そんななか、バジャドリーは公式サイトで以下のような声明を出している。
「我々は医学的及び社会的な理由で検査キットの受け取りを拒否した。バジャドリーでは現在、新型コロナウイルスの症状が出ている選手はいない。多くの人々が我々よりも検査キットを必要としており、これらはそういう人々が優先されるべきだ」
PR
現在スペインでは、イタリアに次いでヨーロッパで2番目となる14000名の感染者が確認されており、スペイン政府はこれ以上の感染拡大を防ぐため、国民に外出の制限を要請していた。そんななか、バジャドリーは公式サイトで以下のような声明を出している。
「我々は医学的及び社会的な理由で検査キットの受け取りを拒否した。バジャドリーでは現在、新型コロナウイルスの症状が出ている選手はいない。多くの人々が我々よりも検査キットを必要としており、これらはそういう人々が優先されるべきだ」
なお、ラ・リーガから提供された検査キットは、全ての選手が必須ということではなく、新型コロナウイルスの感染に疑いがある選手や疑わしい症状がある選手にのみが使用するとのことだ。
PR
|
関連ニュース