両者再三の決定機生かせず…柏vs広島は1-1の痛み分け《J1》
2020.09.19 20:59 Sat
明治安田生命J1リーグ第17節、柏レイソルvsサンフレッチェ広島が19日に三協フロンテア柏スタジアムで行われ、1-1の引き分けに終わった。
前節の柏はオルンガに16点目が生まれたものの、サガン鳥栖相手に逆転負け。連勝が「2」でストップした。対する広島は、川崎フロンターレに5-1で大敗。連勝ストップ以上に精神的ダメージが残る一戦となった。
互いに前節から中5日での試合となる一戦。開始2分、左サイドから攻める柏レイソルは右に流れたクロスをもう一度入れ直すとオルンガが右足ボレーで合わせる。ゴール右下を捉えていたが、大迫に代わってゴールを守るGK林がビッグセーブ。簡単にはゴールを割らせない。
徐々に相手の攻撃に慣れてきた広島は9分、柏好文が浅野とのワンツーで左サイドを崩し、深い位置からマイナスのクロスを供給。これを古賀に競り勝ったドウグラス・ヴィエイラが頭で押し込み先制に成功した。
幸先の良い立ち上がりとなった広島だが、やはり試合は柏レイソルのペースとなる。その中で20分に柏は敵陣中央でボールを持った江坂が斜めに走る呉屋にパス。ボックス左に入った呉屋は素早く中に折り返すと、オルンガが飛び込むもわずかに触れられず、決定機を逃してしまった。
少ない決定機を生かせなかった広島に、柏の牙は徐々に鋭くなっていく。41分、後方からアバウトに前に供給したボールにオルンガが反応。広島は飛び出したGK林とオルンガに競り負けた佐々木が衝突。フリーとなったオルンガが流し込みにかかったが、戻った荒木に寸前でクリアされてしまう。
なかなかゴールが遠い柏だったが前半アディショナルタイム、左サイドの江坂から守備ラインの裏に斜めにパスを出すと、浮き玉を巧みなトラップで処理した北爪に決定機。最後はコンパクトに右足を振り抜きシュートを突き刺した。
北爪のJ1初ゴールで振り出しに戻した柏が後半もペースを握る。54分、江坂のスルーパスを受けた呉屋が左からドリブル突破。ボックス左まで進攻しフィニッシュに持ち込んだが、柏好文にゴール前でクリアされた。
畳み掛けるホームチームは同点ゴールの北爪やオルンガ、江坂が次々とゴールに迫る。60分の北爪のミドルシュートは浅野に頭でコースを変えられ、65分のオルンガのシュートは上手くミート出来ずに枠の外へ。そしてボックス内での巧みなボールコントロールを見せた江坂のシュートは、右ポストを掠める結果に。
この間にレアンドロ・ペレイラやハイネル、東を投入した広島は猛攻を凌ぐ中で迎えた78分、カウンターから左の東に展開しクロスボールを供給。レアンドロ・ペレイラが打点の高いヘディングシュートを放つが、地面に叩きつけたシュートはGKキム・スンギュにはじき出された。
どちらに転んでもおかしくない展開。85分には柏の右CKの場面で、呉屋のヘディングシュートがクロスバーを直撃。広島にも2度のビッグチャンスが訪れるが、自滅してしまう。
柏は94分に最後の決定機を迎えるが、戸嶋のシュートはGK林がブロック。そのこぼれ球をオルンガが押し込みにかかったが、野上が体を張って死守。結局、試合は1-1の痛み分けとなった。
柏レイソル 1-1 サンフレッチェ広島
【柏】
北爪健吾(前47)
【広島】
ドウグラス・ヴィエイラ(前9)
前節の柏はオルンガに16点目が生まれたものの、サガン鳥栖相手に逆転負け。連勝が「2」でストップした。対する広島は、川崎フロンターレに5-1で大敗。連勝ストップ以上に精神的ダメージが残る一戦となった。
徐々に相手の攻撃に慣れてきた広島は9分、柏好文が浅野とのワンツーで左サイドを崩し、深い位置からマイナスのクロスを供給。これを古賀に競り勝ったドウグラス・ヴィエイラが頭で押し込み先制に成功した。
幸先の良い立ち上がりとなった広島だが、やはり試合は柏レイソルのペースとなる。その中で20分に柏は敵陣中央でボールを持った江坂が斜めに走る呉屋にパス。ボックス左に入った呉屋は素早く中に折り返すと、オルンガが飛び込むもわずかに触れられず、決定機を逃してしまった。
一方、広島は守勢を強いられる中でも最小限の攻撃でチャンスを作る。36分、再び左サイドを突破した柏が先制点と似た形で中に折り返す。合わせたのは今度は浅野だったが、フリーで放ったダイレクトシュートは大きく枠を外した。
少ない決定機を生かせなかった広島に、柏の牙は徐々に鋭くなっていく。41分、後方からアバウトに前に供給したボールにオルンガが反応。広島は飛び出したGK林とオルンガに競り負けた佐々木が衝突。フリーとなったオルンガが流し込みにかかったが、戻った荒木に寸前でクリアされてしまう。
なかなかゴールが遠い柏だったが前半アディショナルタイム、左サイドの江坂から守備ラインの裏に斜めにパスを出すと、浮き玉を巧みなトラップで処理した北爪に決定機。最後はコンパクトに右足を振り抜きシュートを突き刺した。
北爪のJ1初ゴールで振り出しに戻した柏が後半もペースを握る。54分、江坂のスルーパスを受けた呉屋が左からドリブル突破。ボックス左まで進攻しフィニッシュに持ち込んだが、柏好文にゴール前でクリアされた。
畳み掛けるホームチームは同点ゴールの北爪やオルンガ、江坂が次々とゴールに迫る。60分の北爪のミドルシュートは浅野に頭でコースを変えられ、65分のオルンガのシュートは上手くミート出来ずに枠の外へ。そしてボックス内での巧みなボールコントロールを見せた江坂のシュートは、右ポストを掠める結果に。
この間にレアンドロ・ペレイラやハイネル、東を投入した広島は猛攻を凌ぐ中で迎えた78分、カウンターから左の東に展開しクロスボールを供給。レアンドロ・ペレイラが打点の高いヘディングシュートを放つが、地面に叩きつけたシュートはGKキム・スンギュにはじき出された。
どちらに転んでもおかしくない展開。85分には柏の右CKの場面で、呉屋のヘディングシュートがクロスバーを直撃。広島にも2度のビッグチャンスが訪れるが、自滅してしまう。
柏は94分に最後の決定機を迎えるが、戸嶋のシュートはGK林がブロック。そのこぼれ球をオルンガが押し込みにかかったが、野上が体を張って死守。結局、試合は1-1の痛み分けとなった。
柏レイソル 1-1 サンフレッチェ広島
【柏】
北爪健吾(前47)
【広島】
ドウグラス・ヴィエイラ(前9)
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