【コロナ対策情報付き】福岡市動植物園のおすすめ攻略ガイド!約110種の動物、2600種以上の植物を楽しむ

東京ウォーカー(全国版)

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福岡市動植物園の見どころからグルメまで、おでかけの前に知っておくと便利な情報を徹底レポート!(※記事内で紹介している展示やアトラクション、イベント、施設等は、休止・中止または内容が変更になっている場合があります。ご注意ください)

福岡市動植物園ってどんなところ?動物と植物が迎えてくれる癒やしスポット

桜の名所・南公園の敷地の中にある福岡市動植物園。約110種類の動物がいる「物園エリア」と、温室やバラ園などがある「植物園エリア」があり、陸橋で結ばれ自由に往来できる。それぞれの施設にはレストランやショップも完備され、イベントも盛りだくさん。

現在、大規模なリニューアル工事中だが、2013年には動物の飼育展示ゾーンとしては初めてとなる「アジア熱帯の渓谷エリア」が、2018年には動物園の新しいエントランス施設が完成し、現在はペンギン展示施設の整備を行っている。丸一日いても飽きない福岡市動植物園の見どころや楽しみ方を徹底紹介!

【アクセス】西鉄電車・バスの乗車券と福岡市動植物園の入園券がセットでお得に!

電車の場合、福岡市営地下鉄薬院大通駅(動植物園口)から徒歩15分。車で向かう場合は、福岡高速道路の天神北出入口から4キロで到着。土・日曜・祝日は駐車場が混雑するため、公共交通機関での来園がおすすめだ。

交通機関を利用すると入園料がお得になるチケットも。西鉄電車往復乗車券(発売駅と薬院駅の往復)、西鉄バス往復乗車券(薬院駅前と動物園前の往復)と、動植物園の入園券、さらにミスタードーナツ30%割引券がセットになっている。値段は乗車駅によって変わるので、公式サイトで確認を。

【見どころ1】人気ものの動物たちにご挨拶

サイの中では最も体が大きいミナミシロサイが2頭いる

北園には、陸上で生息する哺乳類の中でゾウに次いで大きな動物のサイがお出迎え。2019年12月に南アフリカ共和国からやってきた2頭(オス、メス、名前未定)のミナミシロサイは、サイの中でも最も体が大きいのが特徴だ。※気温が低い日・雨天時は非公開となる。

【写真】まるで猫のような姿を見せるオスのチャチャ丸。北九州市到津の森公園からやってきたイケメンライオン

西門を入って左に広がる南園にいるのがライオン。メスのネネと、オスのチャチャ丸が交替で屋外の運動場に出ている。南園エリアではほかにも、カバ、アムールトラ、カンガルー、ヒクイドリ、シロフクロウ、ヒイロニシキヘビなどを見ることができる。

計5頭のツシマヤマネコは、繁殖期とその前後は非公開となる

北園では、国内希少野生動植物種に指定されているツシマヤマネコや、ホンドキツネ、ホンドタヌキ、二ホンイノシシ、アミメキリン、グラントシマウマ、ダチョウなどを見ることができる。

現在、ゾウがいない福岡市動物園だが、22年春頃にはアジアゾウ4頭(オス1頭、メス3頭)を受け入れる予定になっている。

【見どころ2】動物情報館で豆知識を学ぼう

園内には、動物園をもっと楽しく、動物にもっと詳しくなれる情報や体験を提供する施設「動物情報館ZooLab」がある。館内には、2つの体験コーナーと4つの体験ブース、ライブラリーコーナーがあり、福岡市動植物園を楽しくまわるための情報や動物たちに関する豆知識を得ることができる。雨天などの際はここでの滞在がおすすめだ。

【グルメ1】地産地消のメニューがそろうレストラン

水の恵み、大地の恵み、森の恵みの3つのエリアで構成された「カフェ ラソンブレ」

地元で取れた食材を贅沢に使った「福岡ぎょれんのミックスフライ」(税込1500円)

子供から大人まで幅広く人気の「華味鳥のミートソースボロネーゼ」(税込1000円)

「カフェ ラソンブレ」は、自然をモチーフに水の恵み、大地の恵み、森の恵みの3つのエリアで構成され、異なる装飾・演出が施されている。地元で取れた食材を贅沢に使った「福岡ぎょれんのミックスフライ」(税込1500円)など、福岡の食材を使った地産地消メニューなどをそろえているのも特徴だ。曜日によってメニューが異なるので、気になる人は事前に公式サイトで確認を。

また、「こども動物園横食堂」では、食事や食べ歩きできるテイクアウトグルメなどが楽しめる。

【ショップ】オリジナルグッズが盛りだくさん

お土産を購入するなら「ギフトショップ プチ モンド」へ。福岡市動物園の動物たちをモデルにしたぬいぐるみのほか、福岡出身のイラストレーターデザインのオリジナルグッズなどがそろっている。

【見どころ3】植物園エリアの温室で約1240種の植物を観賞

ブーゲンヴィレアを中心に、さまざまな花木やつる性植物を配した"花の廻廊"

原種のランや貴重なランなどを展示

さまざまな形のサボテンや多肉植物を展示

植物園エリア内にある、珍しい熱帯樹木や花が集まった「温室」の広さは約2800平方メートル。植物の種類や育つ環境ごとに8つの部屋と2つの庭に分けられており、順路に従って10のゾーンが楽しめる。
※新型コロナウイルス感染拡大防止のため、入場制限を行う場合や中止の可能性があるので事前に要確認。

【見どころ4】花の美しさに圧倒される花壇・バラ園で優雅なひと時を

季節の草花で彩られた大花壇

約250種1100株のバラが春と秋の時期に咲き誇る

「温室」の正面には、屋外での最大の見どころである「花壇・バラ園」が広がる。大花壇は、面積およそ230平方メートル。季節の草花を使ってデザインされ、年4回植え替えが行われる。また、このバラ園では約250種1100株のバラが春と秋の時期に咲き誇る。

【グルメ2】見晴らしのいい展望台の1階にはカフェも

天神や博多駅方面まで一望できる展望台

「菜園風トマトソースパスタ」(税込900円)。サラダバー、スープバーがセット(土日はスープバーのみ)。ドリンクバー付きは税込920円。営業時間は平日11時~14時30分

また、展望台1階のカフェでは、植物園の豊かな自然に囲まれながら食事が楽しめる。スパゲティ、オムライスなどのランチメニューはもちろん、テイクアウトメニューも取りそろえる。天気の良い日にはテイクアウトのコーヒーを飲みながら、展望台から素晴らしい景色を眺めよう。

福岡市動植物園を巡ったら、南公園北側の緑豊かな小山でハイキングをしてみよう。緑が多いため日差しを避けたい夏場に散策してみて。自然豊かな公園と、動物・植物の魅力に酔いしれよう!

※展望台カフェでは、新型コロナウイルス感染拡大防止のため、ドリンクバー等のサービスを当面の間中止。

【おすすめ】施設担当者に聞く!福岡市動植物園の魅力・楽しみ方

「平成25(2013)年に完成した『アジア熱帯の渓谷エリア』では、オランウータンとシロテテナガザルの空中観覧デッキ、コツメカワウソのトンネルなどいろいろな角度で動物の生態を観察できます」(福岡市動植物園 担当者)

【新型コロナウイルス感染拡大予防対策】

・来園の際は、密集しないよう隣の人との間隔を広く取ってお過ごしください。
・マスク着用、咳エチケットのご協力をお願いします。
・園内出入口や、レストランなど数箇所にアルコール消毒液を設置しているので、ご利用ください。
・手洗い場もございますので、こまめな手洗いをお願いします。

取材・文=CRAING

<施設情報>
住所:福岡県福岡市中央区南公園1-1
アクセス:【電車】福岡市営地下鉄薬院大通駅(動植物園口)から徒歩15分 【車】福岡高速道路天神北出入口から4km
営業時間:9:00~17:00 最終入園16:30(8月から9月の第2週まで毎週土曜日は、9:00~21:00(入園は20:30まで)の開園時間延長あり)
定休日:月曜(祝日の場合は翌日)、年末年始(12月29日~1月1日)
駐車場:209台 普通乗用車500円、中型車1000円、大型車2000円。※令和2年6月〜令和3年3月まで植物園駐車場(130台)は工事のため閉鎖
料金:入園料 大人600円、高校生300円。中学生以下・障害者・65歳以上(福岡市、北九州市、熊本市、鹿児島市居住)無料。要証明書。※キャッシュレス決済はLINE pay、はやかけん(交通系ICカード)

※新型コロナウイルス(COVID-19)感染症拡大防止にご配慮のうえおでかけください。マスク着用、3密(密閉、密集、密接)回避、ソーシャルディスタンスの確保、咳エチケットの遵守を心がけましょう。

※記事内の価格は特に記載がない場合は税抜き表示です。商品・サービスによって軽減税率の対象となり、表示価格と異なる場合があります。

※2020年5月時点の情報です。

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