改めて”嫁リスペクト”!ゴリパラの3人がStay Home生活を語る

九州ウォーカー

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テレビ西日本(TNC)で放送中の人気ドキュメンタリーバラエティ番組「ゴリパラ見聞録」(通称:ゴリパラ)。ゴリけんとパラシュート部隊(斉藤優・矢野ぺぺ)が、福岡の街頭でインタビューした人のために、日本全国どこへでも行き、依頼者の望みの写真を撮ってくるという旅バラエティで、いまや全国的な人気を博している。
今回、ゴリパラの3人に、外出自粛期間中はどう過ごしていたのか、新しい生活様式と家族との関係などなどたっぷり語ってもらった!

大人気ローカル番組「ゴリパラ見聞録」に出演中の(右から)矢野ぺぺ、ゴリけん、斉藤優(C)KADOKAWA


大変だったけど、結果的に家族と仲良くなれたからよかった(ゴリけん)

【写真】新しい家族の形は、シェアハウス?それぞれのStay Homeを語るゴリパラの3人(C)KADOKAWA

――新型コロナウイルスの以前と以後で、公私ともにさまざまな変化があったと思うのですが、仕事や家族との向き合い方にも変化はありますか?
斉藤「家ではもともと、コロナ以前からソーシャルディスタンスを取られていた状態なんで(笑)。あんまり変わってない(笑) 」
ぺぺ「僕も同じですね。僕が家にいることによるプラス要素がない(笑) 」
斉藤「『亭主元気で留守がいい』って言葉がありますけどね。毎日『まだ働かないの?』って言われていましたね」
ぺぺ「ちょいちょいなんですけど、皿洗いとか洗濯とか、家事を手伝うんですけど、それを差っ引いても『いないほうがいい』と嫁に言われました(苦笑)。嫁が洗濯したやつを干したりとかしても、それでもマイナスって…」
斉藤「それはちゃんと役に立っていると思うけどね」
ぺぺ「でも、なんか、寝顔が腹立つとか…」
斉藤「それもう好きじゃないんじゃないですか?(あっさり)」
ぺぺ「好きじゃないって…(苦笑)。でも、日を追うごとに会話がなくなっていきましたね。僕、自分の部屋がないから、例えばテレビを見るならリビングに行くしかないんですよ。そしたらお互いちょっとピリピリして…。『コロナ離婚』の意味がわかった気がします(切実)」
斉藤「自分の部屋の有無はデカイっすね。僕とゴリさんは自分の部屋がありますから」
ゴリ「うん、ある」
斉藤「自分の部屋がないと絶対大変ですよ」
ぺぺ「だから、僕がテレビ見ている隣で嫁がイヤホンつけてケータイ見ているとか。そんな感じでしたね。…ごめんなさい、ちょっと、なんか、嫌な感じになっちゃって」
斉藤「これは単純に嫌な話でしたね(真顔)。僕のところはもう娘も大きいんで。それぞれがそれぞれの生活をしています。寮みたいな感じです。炊事場が一緒ってだけ」

外出自粛期間を経て、3人の生活はどう変わった?(C)KADOKAWA

――シェアハウスみたいですね。
斉藤「料理は作ってあったら自由に食べていいし、どこかに行く時は一緒に出かけるし。オシャレなファミリーっすよ(笑) 」
ぺぺ「新しい家族の形かもしれない」
斉藤「ほんとそうですよ。飯は僕が作ることが多いから、もう寮母さん気分ですね。なるべく日持ちする料理を作ろうとか、疲れている日はデリバリーにしようだとか」
ぺぺ「寮母さん(笑)」
斉藤「でも、それを一緒には食べないっていう(笑)」
ゴリ「ソーシャルディスタンスだ」
斉藤「僕は自分の部屋に持っていって食べますから。リビングで一緒に食事、というのはほとんどないです。娘と嫁は、1日1回は一緒に食べているんですけど」
ぺぺ「あ、そうなんや」
斉藤「生活リズムも違うからね、みんな昼過ぎに起きるんですけど(笑)。外出自粛期間中は家族そろって”長期休暇中の高校生”みたい生活でした」

「ゴリパラ見聞録」は今年10周年!(C)KADOKAWA

ゴリ「僕はいろんなルールのもと、一ヶ月がっつり家にいましたから。変化といえば、家ではお酒が禁止になって、ご飯は雑穀米になりました」
斉藤「それは健康のためでしょ?」
ゴリ「うん。だからかな、このStay Home期間で6kg痩せたもんね。あとはほら、食欲もなくなってくるじゃないですか、なんか知らんけど(他人事)」
ぺぺ「いや、その原因はわかるでしょ(笑)」
斉藤「ゴリさんの奥さんがしっかりとルールをね、甲子園を目指す全寮制の野球部くらいビシッと決めてくれてたから」
ゴリ「それで言うと、添加物とかにも注意しだしたみたいで」
ぺぺ「ナチュラル志向になったの?」
ゴリ「そうなんよ。醤油も濃い口じゃなくなったし。そんな感じになっちゃった(笑)。いいことなんですけどね」
斉藤「Stay Homeによって芸人はみんな料理の腕があがっていますよ(笑)。要領のいいやつが多いし、器用だから」
ゴリ「家事の腕もね。掃除は毎日しているから、ちょっと髪の毛が落ちてたら『汚い』って言われるんよ」
ぺぺ「え、ゴリさんが掃除やってんの?(驚)」
ゴリ「やってるやってる」
斉藤「昔は”掃除しているはずが逆に汚していた男”だったのに(笑)」
ぺぺ「皿を割ったりしていたね(笑)」
ゴリ「今回は本当に大変だったけど、結果的に家族と仲良くなれたからよかった。あと、『嫁はすごいな』っていうのが身にしみてわかりましたね」

こういうまっとうな生活もしなきゃいけないなあ、って思いました(矢野ぺぺ)

新型コロナウイルスの前後で、仕事や家族との向き合い方に変化が!?(C)KADOKAWA

ぺぺ「僕らはただ『仕事がない』ってだけで時間はあって、それでも家事は大変なのに。『嫁はこれ(家事)を仕事と両立してやっていたんだ…』って思うんすよ」
ゴリ「家のことをちゃんとやったら、あっちゅう間に1日が終わるもんね」
斉藤「うん、家事やっていたらあっちゅう間。結構忙しい」
ゴリ「ゲームとかするヒマないもん」
ぺぺ「我が家も、朝の8時から夜の9時まで娘がずっと起きているからヒマじゃなかった」
ゴリ「風呂入れて、おむつかえて、みたいな?」
ぺぺ「そうそう」
斉藤「『ヒマでやることがない』って地獄じゃないですか。でも、家のことをやりだしたから、なかなか充実した毎日になったよね」
ゴリ「改めて、”嫁リスペクト”ですよ(真顔) 」
――なんだかみなさん、ものすごく家庭的になっていますね(笑)。
斉藤「まあ、すぐ戻るでしょうけどね(笑)」
ゴリ「今がそういうモードなんです」
ぺぺ「そういえばこの期間中にパパ友ができましたよ。公園に行ったら娘と保育園が一緒の家族がいて、『どーもどーも』って。そしたら『ぺぺさんですよね』って声をかけられました。こういうまっとうな生活もしなきゃいけないなあ、って思いましたね(笑)。
斉藤「それ思った! 今までとんでもねえ生活していたんだな…って」
ゴリ「そうそうそう、わかるわかる(強く同調) 」
斉藤「とはいえ、仕事のスケジュールも徐々に戻ってきているんで、また(元の生活に)戻っちゃいそうですけどね。まあ『人に優しく』とかはずっと思っているんですけど」
ぺぺ「ハハハ!」
斉藤「時間があるから、『優しくなろう』って自分を見つめ直したりして。だから最近は朝ドラとか、優しいドラマばっかり見ています。いまや悪いやつが出てくるドラマは体が受け付けない(笑)」
ゴリ「わかるなあ(笑)」
斉藤「メンタルやられすぎて前髪を自分で切っちゃったんですけど(※詳しくはYouTube『パラシュート部隊チャンネル』参照)。そういうこともあって『優しくなろう』とは思っているんですけどね。でも、YouTubeのギャラの割合の話とかになると一瞬でブチギレちゃったりして(笑)」
ぺぺ「毒を抜ききるにはまだ時間が足りないねえ(笑)。もうちょっとStay Homeしないと(笑)」

これからの3人の活躍も楽しみ!(C)KADOKAWA


■ゴリけん
1973年10月24日生まれ。熊本県出身。1998年にお笑い芸人として活動を始め、06年より拠点を福岡県に移した。学生時代より剣道に精通しており、自身も有段者(4段)。今日感テレビ(RKB)、くまパワ+(KAB)などにレギュラー出演中。 Twitter@goriken1024
■パラシュート部隊 斉藤 優・矢野ぺぺ
1999年に結成。ゴリけんと共に06年より活動の拠点を福岡県に移した。
■さいとうゆう:1978年10月12日生まれ。大阪府出身。ももち浜ストア(TNC)、めんたいワイド(FBS)などにレギュラー出演中。 Twitter@nisijinboy
■やのぺぺ:1979年2月7日生まれ。大阪府出身。ももち浜ストア(TNC)、今日感テレビ(RKB)などにレギュラー出演中。 Twitter@yanohirotaka

『ゴリパラ見聞録』とは
テレビ西日本(TNC)で毎週金曜24:55~放送中の、ゴリけん、斉藤 優(パラシュート部隊)、矢野ぺぺ(パラシュート部隊)によるドキュメンタリーバラエティ番組。 https://www.tnc.co.jp/goripara/

※取材および撮影は、感染症の予防対策に十分留意し、最少人数にて行いました

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