広重の名所絵で旅気分を味わおう!富山県高岡市で歌川広重展「二つの東海道五拾三次」が開催

東京ウォーカー(全国版)

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富山県高岡市の高岡市美術館で7月25日(土)~8月30日(日)まで、歌川広重展「二つの東海道五拾三次」が開催される。

箱根をの風景を描いた作品「11箱根(保永堂版)」《東海道五拾三次之内 箱根宿 湖水図》写真は主催者提供


江戸の定火消しの安藤家に生まれ家督を継ぎ、その後に浮世絵師となった歌川広重。生涯で20種類以上もの東海道名所絵シリーズを制作したことで知られる。風景を描いた木版画で人気の画家となり、後にゴッホやモネに影響を与えたと言われ世界的にも有名となった。「二つの東海道五拾三次」では、広重の名所絵のはじまりである「保永堂版」天保5(1833)年と、その約15年後に制作された現存数の少ない幻の「丸清版」の2つの版元から刊行された作品を同時に紹介する。

【写真】箱根の宿町で働く人々を描いた作品「11箱根(丸清版)」《東海道五十三次 箱根宿》写真は主催者提供


担当者は「本展示会で紹介する2つの作品は、同じ宿場を描いた名所絵でも構図をはじめ色彩や季節、天候などが異なっています。さらに、宿場町の後の時代の写真もあわせて展示しているので、宿場ごとに比較しながら観覧できます。現在、新型コロナウイルスの影響や夏休み縮小により遠方へ出かける機会が少なくなっていますが『美術館で旅気分』をぜひ味わっていただきたいです。皆様のご来館をお待ちしております」と話す。

歌川広重の豊かな表現力が生み出した作品を鑑賞し、旅する気分を味わおう。

※新型コロナウイルス(COVID-19)感染症拡大防止にご配慮のうえおでかけください。マスク着用、3密(密閉、密集、密接)回避、ソーシャルディスタンスの確保、咳エチケットの遵守を心がけましょう。

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