京都のお寺で“秋の特別公開”が続々!一流の絵師が描く注目のアート襖3選

関西ウォーカー

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お寺の秋の特別公開では、アート襖に注目!西洋絵画から日本画まで一流の画家と絵師が、技術の粋を尽くしたアート襖の世界をご紹介!<※情報は関西ウォーカー(2019年24号)より>

天龍寺塔頭 宝厳院「秋の特別拝観」


58枚の襖絵を3室構造で据えた田村能里子画伯筆の「風河燦燦三三自在」は圧巻の大作。命が宿り、燃えているイメージを再現した朱色が印象的で独特の世界観が堪能できる。美しい紅葉のライトアップも併せて楽しみたい。

燃えるような朱色が印象的な58面に及ぶ女流洋画家の傑作/天龍寺塔頭 宝厳院「秋の特別拝観」


33人の老若男女は脇仏と同じく衆生を救うために現世に現れる姿として描かれている。鮮やかな朱色の表現に目を奪われる。

本堂の3室に繰り広げられる「風河燦燦三三自在」/天龍寺塔頭 宝厳院「秋の特別拝観」


11月8日~12月1日(日)はライトアップされた紅葉が観賞できる夜間特別拝観を開催/天龍寺塔頭 宝厳院「秋の特別拝観」


■天龍寺塔頭 宝厳院「秋の特別拝観」<期間:11月8日~12月8日(日) 住所:京都市右京区嵯峨天龍寺芒ノ馬場町36 電話:075-861-0091 時間:9:00~17:00(最終受付 本堂16:30、庭園16:45) 料金:拝観 志納料(500円・庭園) ※本堂特別公開は別途500円 休み:なし 駐車場:天龍寺駐車場100台(1000円/1回) アクセス:嵐電嵐山駅より徒歩3分>

妙心寺大雄院「秋の特別拝観」


かつて明治宮殿の千種の間を荘厳に彩った柴田是真の花の丸大天井画。今はなきこの大作を日本唯一の宮絵師、安川如風(にょふう)が、現存する下絵をもとに復活させる「大雄院 襖絵プロジェクト」が進行中。特別拝観では第3期完成図を披露する。

【写真を見る】安川如風が一つずつ再現した襖絵は、四季折々の草花や鳥などが美しい丸型に/妙心寺大雄院「秋の特別拝観」


■妙心寺大雄院「秋の特別拝観」<期間:11月15日~12月1日(日) 住所:京都市右京区花園妙心寺町52 電話:075-463-6538 時間:10:00~16:00料金:拝観料(600円) 休み:なし 駐車場:50台(無料) アクセス:嵐電妙心寺駅より徒歩8分、JR花園駅より徒歩10分>

天龍寺塔頭 弘源寺「秋の特別拝観」


先代住職が日本画の巨匠、竹内栖鳳と親交が深く、同氏が主催する画塾の作品を多数所蔵。特別拝観では、小さな扇に四季折々の花などを描いた「扇面貼交屏風(せんめんばりまぜびょうぶ)」はじめ、名だたる画伯の作品が見られる。

西山翠嶂(すいしょう)や徳岡神泉(しんせん)らが一つの扇を担当した「扇面貼交屏風」/天龍寺塔頭 弘源寺「秋の特別拝観」


■天龍寺塔頭 弘源寺「秋の特別拝観」<期間:10月5日~12月8日(日) 住所:京都市右京区嵯峨天龍寺芒ノ馬場町65 電話:075-881-1232 時間:9:00~17:00(最終受付16:45) 料金:拝観料大人(500円) 休み:なし 駐車場:天龍寺駐車場100台(1000円/1回) アクセス:嵐電嵐山駅より徒歩3分>

関西ウォーカー編集部

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