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【夕陽がバッサリ】近畿で薄明光線現象

2017/08/16 19:59 ウェザーニュース

近畿では16日(水)の夕暮れ時に、夕陽がバッサリ削られたような、あるいは淡い光線が広がるような空が各地で目撃され、「綺麗な夕焼け!」「不気味だ」という報告が続々届きました。

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兵庫県加古川市で目撃された空
この現象は「薄明光線」といいます。

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左:兵庫県加古郡で目撃された空/右:大阪府泉佐野市で目撃された空
薄明光線には、「天使の梯子」とも呼ばれる雲の底から光線が広がる場合と、今回のように、雲の上から光線が広がる場合があります。

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今回のタイプの薄明光線は、太陽と観測者の間に大きな雲があって、太陽を隠してしまう時に見られます。

夕陽を隠すほどの雲は発達しています。

この雲の下ではゲリラ豪雨となることもありますので、注意が必要です。

「ゲリラ雷雨」の季節

ウェザーニュースでは、ゲリラ雷雨による被害をなくすべく、10年前にゲリラ雷雨防衛隊を発足。会員参加による空の監視、空の変化や雷雲発生の兆候把握に努めています。
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